絶叫ロマンス（green） (ページ49)

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会見は色々責められたりもしたけど、弁護士立会いのもと無事終わった

そして、その夜大倉家にもう一度集まり
契約結婚に至った経緯やそれからの２人の事を話した

忠義父「……そうか」

忠義母「でも、結婚結婚って追い詰めていた私たちも悪かったんかもね」

忠義父「そうやな」

「すみません」

大倉「騙したのは悪かったけど、でもスタートがそうなだけで今は普通の結婚生活目指してるから」

忠義母「目指してる？」

忠義「や、俺ら恋愛期間とかも無かったから結婚してて夫婦やけど付き合う所から始めてるっていうか…って親にこんな説明嫌やわ」

忠義父「それはそうやな」笑

忠義母「ま、あんたも大人なんやしもう勝手にしなさい」

忠義父「ただ、Aちゃんもう2度と傷つけたり不安にさせへんように」

忠義母「可愛い娘傷つけたらそれは黙ってへんで？」笑

「お父様、お母様…」

実の親にもこんなに大事にされた記憶って無くて、契約結婚で騙してむしろ傷つけたのは私なのに

「すみません、ありがとうございます」

涙が止まらなかった

忠義母「あ、泣かした！」

大倉「え！今の俺ちゃうやん！」

「ありがとうございます」笑

大倉「何がありがとうやねん」笑

軽めにデコピンされた