絶叫ロマンス（green） (ページ41)

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コンコン

扉を開けたら

亜子「でもね、忠義の会社で仕事出来るなんて実は嬉しかったから」

バクバク心臓がなって、苦しくて

「失礼します」

コトン

コトン

「あっ、」

お茶、こぼしてしまった

大倉「大丈夫、履いとくわ」

「すみません」

あー、ダメダメだ私

亜子「…忠義結婚するんだって？」

大倉「いや、もうしてる」

亜子「えっ」

大倉「式は来年やけど、入籍はした」

後ろ髪引かれながらも部屋を出ようとしたら

大倉「A、きて」

「えっ」

大倉「妻のA」

急に紹介されてどうしたらいいのかわからなくて呆然と立ち尽くしていた

亜子「はじめまして」

本当に本当に綺麗で

違う生き物みたい…

「あ、はじめまして…」

軽く会釈して、逃げるように部屋を出た

忠義さんは、当てつけで私をあえて紹介したのかな？

結婚という形を取りたかったって意気投合しただけの…こんな関係いつ終わってもおかしくない