男●性●恐●怖●症【国見英】 (ページ9)

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charm＊appeal…8 ページ9

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花「Aー」

ノックもせずに部屋に入る。

案の定、Aは布団を蹴落として寝息を立てている。

もう見慣れた。別にこんなんじゃ動揺しなくなったぞ。すごくね

花「Aー」

貴「んー…」

花「……襲うぞ」

貴「ん…？」

身動ぎして、ゆっくり瞼を上げる。

いい加減、警戒ってもんを知ってほしい。

幼馴染の体の成長って結構クるんだぞ

花「起きれ起きれ。今日は母さんが早く家出るから、一緒に学校行くぞ」

貴「いやぁ…」

花「…………っ、い、いやじゃねぇっつの。起きろ」

とりあえず写真を撮って、国見に送る。

マッキー:悶えたいナウ。お前も犠牲にしてやる

国見:tmpajm867やあはや@m82なさ

花「よっしゃ。犠牲になった」

俺だけ悶えずに済んだ(ゲス顔)

貴「…おはよ、貴大」

花「おー」

貴「ママ、もうご飯作っちゃった？」

花「おう。今日くらいはって張り切ってた」

貴「そっか」

そう言って、ふにゃっと笑うA。

マッキー:国見助けろ

国見:朝からこんなの送ってきた人を助ける義理はない

マッキー:下半身がー(棒読み

国見:がーじゃないです

国見:巻き添えにしないでください

マッキー:どうせお前も狙ってんだろ

国見:体を？

マッキー:お前殴るよ？

国見:冗談ですらっきょ

マッキー:あ？

国見:間違えたっ！ウヘペロ

マッキー:真顔でそういうの打つの止めてくれ。想像したら笑えてくる

国見:昨日及川さんが連呼してたので。

マッキー:それな

貴「何してるの…？」

花「うおっ」

いつの間にやら、覗かれていて背筋が凍る。

Aは、国見という文字を見て目を見開いた。

貴「…この人、私とちゃんと会話してくれた」

花「…は？」

貴「…でも、追いかけてきたから…嫌」

「嫌」

その言葉を聞いて、どこかホッとしている俺は

最低なのか

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