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夜久衛輔生誕記念番外編【やっくんおめでとう】 ページ26

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次の日。


やっくんが楽しみ(?)にしていた8月8日になりました。





もちろん部活はあります。午前部活です。








しかし







黒「………なぁ」









夜「………」








黒「夜久どーしたんだよ」



貴「さぁ…」









やっくんは、昨日のまま依然としてむっつりとしていた。





私、何かしたのかな?と思い返してみても、特に見当するものは無し。







 


黒「…めんどくせぇな〜」



貴「ねー………」









私はボールを磨きながら、


黒尾くんはドリンクを飲みながら、やっくんを眺めている。





やっくん本人はずーっとネットを見つめて、ドリンクに口をつけず終い。





このまま練習に入ったら、熱中症になってしまう。







貴「やっくん!」





急いでやっくんの元へ駆け寄ると、やっくんは呑気にこちらを振り向いた。








貴「だめ、ちゃんとドリンク飲んで。熱中症になっちゃうよ」



夜「……ねっちゅーしょー?」



貴「うん。倒れたら大変だから」






そう促すと、やっくんは虚ろな眼をした。




貴「……!?」




怖ッ!?








夜「そっかー。『ねっちゅーしょー』かぁ〜……それがプレゼント?」




………。




はい?









熱中症がプレゼント??



え?Mなの?(違います)









貴「??うん?とりあえず、練習始まるよ」








何気にやっくんが怖くなったので、コートに送る。






暑さにやられたかなぁ……(失礼









 




 




タオルを用意しながら練習風景をながめていると、黒尾くんの声が体育館一杯に響いた。



一人一人にタオルを配って、最後が黒尾くん。





ちょっと意地悪がしたくなって、そのタオルで黒尾くんの両頬を包んだ。









黒「うわ!?」



貴「へへー、隙あり!」








笑うと、黒尾くんは顔を赤くして頭をかいた。






あ、なんか楽しい








精一杯背伸びをしていた踵を降ろしてやっくんを見る。




相変わらず、上の空だなぁ…









そう思っていると、頭上から声がした。






 






 






 







黒「そういや、いい忘れてたけど…




この後、部活終わったら夜久の誕生パーティすんぞ」

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spring leaf - 夜久さんに惚れたわ。かっこよすぎでしょ……(尊) (2020年5月9日 14時) (レス) id: 58240b1a09 (このIDを非表示/違反報告)
- すごくドキドキしながら読ませていただきました!。やっくんまじカッコイイこのまま主人公が幸せになっていきますように。素晴らしい作品をありがとうございました!! (2016年11月13日 18時) (レス) id: 02404c44e0 (このIDを非表示/違反報告)
気弱少女(プロフ) - 赤葦バージョンもぜひ← (2015年10月1日 10時) (レス) id: 8424ffafa6 (このIDを非表示/違反報告)
御園♪ - 夜久さぁぁぁぁん!カッコ良すぎだよ!最高です!新作頑張ってください!応援してます!(≧∇≦)b (2015年9月25日 23時) (レス) id: 1d93815bb9 (このIDを非表示/違反報告)
つきぃ☆ - 夜久さん!研磨!イケメンすぎるではないか! これからも頑張って下さい(*^^*) (2015年8月17日 23時) (レス) id: f4a0f2f93f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りと | 作成日時:2015年7月19日 15時

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