草食と見せかけて肉食なんです【東京喰種】

ろく(・ω・) ページ7

貴「カネキは草食だよねw」






ずっと前から思っていたことを言ってみた。





すると、うーん…と手で顎を触りながら「そうかもね」と答えた。






月山「じゃぁ僕は？」




貴「えー…月山は…」


月山と喋っているときに、微かにカネキの口角があがったことに



私は気づかなかった。





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ヒナミ「もう寝るね…おやすみ…」





首をコクコクしながら、半開きな目をこするヒナミ。






貴「あ、じゃぁ私も寝るねっおやすみ」





寝るなんて嘘。私にはやることがある。





カネキ「…おやすみ」





毎度、この時間が怖い。


カネキに見透かされてる気がしてならないのだ。







それでも、自分の部屋に行って鍵を閉める。





猫のお面とピンクのパーカーをもって窓から飛び降りる。




貴「待ってて、お母さん…」




私の呟きは、深い夜の闇に包まれて消えていった。



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