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さんじゅうさんm(..)m ページ36

カネキ「僕のAに触らないでくれるかな」



貴「か…ねき!?」





何で居場所が分かったの?



亜由と一緒にいたんじゃないの?



抱き合ってたくせに……





助けに来てくれたのに、悪態しかつけない自分に嫌になる。



?「…男ですか…まぁいいです。今回は逃がしてあげますよぉ〜〜」




カネキを見るなり、ボディステッチは脱力し私たちを追い払うように腕をぶらつかせた。





?「実は、ここは僕は管轄外ですから」







あまりにも素早く手を引く姿に唖然とする私とカネキ。







カネキ「じゃぁお言葉に甘えて」




カネキはそう言い残すと私を姫抱きして、ボディステッチとすれちがうように歩き出した。



すれちがった時。
私にしか聞こえない声でボディステッチは囁いた。

















『僕の名前は鈴屋什造です』


___________


ガチャッ


カネキ「ただいま…」



帰り道、カネキは私を担いだまま無言だった。
私もその空気に耐えられず、視線を落としたままだったんだけど…



帰りを知らせた途端、「帰ってきた!」というソプラノが家に響きわたった。




それと同時に聞こえる荒々しい足音。





心配させちゃった…
これはヒナミに怒られちゃうなぁ




覚悟を決めると、私の目の前に現れたのは安心しきったヒナミ。



ヒナミが来たのを確認したカネキは、私を優しくおろす。




床に足がつくと、いきなりヒナミに抱きしめられる。




貴「え…ヒナミ」






ヒナミ「よかったぁ…ヒナミ、もうお姉ちゃん帰ってこないと思った」



続いて万丈も顔を出し、心配したんだぞ、と言うと私の頭を撫でた。






私って、必要とされてるんだ…









大事にされてるんだ…








そう思ったら何だかポカポカしてきて、いつの間にか顔に出ていたらしい。







万丈「ニヤニヤすんなよ気色悪い」






その言葉にカチンと来て殴りかかろうと拳を握ると、カネキはそれを察したようで


カネキ「ほら。Aは手当てしなきゃ」



と話をそらした。


皆が笑いながら部屋に戻っていく後ろ姿を眺め、呟いた。






貴「…ジューゾー、か…」




カネキ「……」





カネキが聞いてたなんて知らずに。

さんじゅうよん(・ー・)→←さんじゅうに(・<・)



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白龍 - りゅうり@なゆさん» やっほー(^O^) 開いてもらえないからネットからこめんとさせてねww (2015年1月26日 21時) (レス) id: d169810906 (このIDを非表示/違反報告)
白龍(プロフ) - りゅうり@なゆさん» なるほどなるほどp(^_^)q頭の中に入れておくよ笑更新楽しみにしてますぜ! (2015年1月25日 20時) (レス) id: f3012756ec (このIDを非表示/違反報告)
りゅうり@なゆ(プロフ) - 白龍さん» そうだぉ!梟討伐作戦のときにまた絡ませてやろうと思う (2015年1月25日 20時) (レス) id: a73cd02181 (このIDを非表示/違反報告)
白龍(プロフ) - りゅうり@なゆさん» そうなんだよぉ〜!続編も読んだよ!てか、ジューゾーはなんなの?主人公がすきなのかな?あれは。 (2015年1月25日 20時) (レス) id: f3012756ec (このIDを非表示/違反報告)
りゅうり@なゆ(プロフ) - 白龍さん» おぉ!おかえりぃ~。白龍ちゃん全然来ないからシュン↓↓って感じだったwロックかけられてるとゎ、大変ですなぁ (2015年1月25日 19時) (レス) id: a73cd02181 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りゅうり@なゆ | 作成日時:2015年1月12日 2時

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