草食と見せかけて肉食なんです【東京喰種】

じゅうさん(・∀・) ページ16

ヒナミ「お姉ちゃん」







貴「…ん？」





ヒナミ「おトイレ行ってくるね」






貴「え、一人じゃ危ないよ…」





ヒナミ「大丈夫だよ！月山さんがついてきてくれるから」




あ、なんだ…なら大丈夫か。





ヒナミがいなくなって一人になったので本音を一言。





貴「ウォータースライダーやりたい…」←






何なのアレ。ものすごく楽しそう。








でもやりたいなんて言ったら子供扱いされるし……







貴「い…今のうちに行こうかな…」







カネキ「どこに？」









貴「？！？！」






バッと後ろを向くと、ニコニコしているカネキがいた。









貴方「あ…えと…………」








ダメだ。コイツにバレたら負けたも同然。









何かを察したように、あぁ…と呟くと、私の腕を引っ張った。









貴「え…」









カネキ「行こっか。ウォータースライダー」









貴方「っ/////」




何でこいつはわかるんだ………









・









『二名様ですねっ』







カネキ「はい」









え。








貴「二人でやるの？」








カネキ「当たり前でしょ」







貴「あ……そうですか…」






『あの…』





ウォータースライダーの係員が、遠慮がちに話しかけてきた。




『兄妹なんですか？仲が良いんですね…

お兄さんも妹さんも、美形なんですね…///』








きょ…う…だい………？？






カネキ「あ…はは……」





貴「ｽﾞｰﾝ…」








『じゃぁ、準備してください！』






その声と同時に、急に抱っこされてカネキの股の間に座らされる。








貴「は…はなせぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！」





この体制めちゃくちゃ恥ずかしいんだって！！




貴「離してお願い何でもするから」







カネキ「え？イヤだ」







貴「殺すぞ」←







『いってらっしゃーい』







ブワッと私を襲う風。







貴「…ひっ……………








きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」







カネキ「Aうるさい」





世の中の人間はこんなのが楽しいのか









人間と喰種の違いを改めて痛感したよ









貴「あ………アーメン…」←







ジャッパーンッ






貴「プハッ……



こ…わかったぁ〜〜………」






でもちょっと楽しかった。






カネキ「ねぇ………A








誘ってんの？」

じゅーよん(^q^)→←じゅーに(・∀・)

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