773（taka） ページ14
思いを込めすぎたかな…
ひたすら泣くAを抱きしめて、思った。
泣いてる顔も悪くないけど(笑)
無理矢理にでも泣きやませて、俺はこいつで
ひとしきり笑った。
ホント、一人で暴走しがちだからね。
なにもできない、だって。
Aらしい。うまく言葉にできないところも
また、愛しく思ったりして。
あと…と続く言葉。
A「……ときどき、知らない人みたいに遠くなるんだもん」
…こっちがホンネだったらしい。
やっと吐いたな？よーし…
taka「おまえの知らない顔って、どんなの？見せたことない顔なんて、まだあったっけ？ん？」
両手首を強めに掴んで、Aを見る。
返事を待たずに椅子からベッドへ誘導して。
無言で押し倒して、強引にくちづけた。
A「……っん……んふ……たっ…か…ひ」
…意外にも舌を絡めてきたのはAだった。
なんだろ。ずいぶん挑戦的な目、してるし。
くっ、と手首を掴む力を強める。
一瞬んんっとくぐもった声がして、顔をすっと
背けた。
taka「…っ、どしたの…すげぇ欲しがるね…ん？」
掴んだままだった手首を解放してやる。
すぐにAが着ていたものを全て脱がせた。
あちこち隠そうと手を動かしてるけどさ…(笑)
taka「今さら隠してどーするの？俺、おまえの体のことぜーんぶ見てるし。ね…ほら、ココ…」
自分の服をパッパッと脱ぎ捨てて。
そっとおへそまわりに舌を這わせてみる。
A「…ふふっ！やだっくすぐった…っ！」
からからと笑い出す。
俺の頭をくしゃくしゃにしながらね…ふふっ…
さて。
ここからが本番、てヤツだからな…
taka「…A…愛してるよ…」
そうしてそーっと、Aの中へ。
舌と指を使って。
A「……ひっ…ぁ…ねっ…たか…っんん」
そうそう。
イイ声、聞かせろよ…
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作者名：ゆず | 作成日時：2018年6月11日 0時
