＃158 教室 ページ21
あれから一日。顔の火照りが取れないまま学校に行ったら
ルカとテトに察されてすべて吐かされた。
イアがすごく妄想の世界に入ってた。
もしかしたら、私… 顔に出やすいタイプなのかもしれない。
「じゃあ、私は委員会行ってくるわね」
「あ ルカ いってらっしゃい」
｢｢私たちはお先に帰ります!!｣｣
「テトー イアー バイバイ」
私は手を振った。
今… ２年Ｂ組には人間は二人。
「ルキ… 帰んないの？」
ルキは頭を抱えたまま、ピクリとも動かない。
「ルゥキィ…」
頭を鷲掴みにして軽く揺らす。
「どうしたのお…」
そういえば… ルキが転校してきたときも
こんな感じで頭伏せてたな。
「ルキ…」
名前を呼ぶと私の手を握り、頭を上げた。
「A、痛い」
「やっと起きた」
「寝てねーよ」
「どうしたの、ルキ 元気ないね」
「失恋した」
「大丈夫？」
「大丈夫じゃない」
「フラレたの？」
「…告ってない」
「じゃあ告りなよ 告ってもないのに終わっちゃダメっしょ」
「いいの？」
どうして私に許可を？
そんなことを考えて、ひたすらレンのお迎えを待っていた私の
唇に柔らかいモノが触れた。
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あいか - 本当に泣けた！ (2013年9月8日 3時) (
レス) id: 1e6a1e1b56 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 感動しました(´；ω；｀)ｳｯ… (2013年3月16日 11時) (レス) id: 128cb8551b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ごめんなさい 実は、私、知りませんでした\(//∇//)\受験生なのに、ここまでかけるとは‥Σ(￣。￣ﾉ)ﾉすごいですねo(^▽^)o (2013年3月9日 14時) (レス) id: aa2b7b5dfa (このIDを非表示/違反報告)
闇音 月(プロフ) - 完結おめでとうございます。面白かったです。お疲れ様でした。 (2013年3月5日 19時) (レス) id: d0d5f6d780 (このIDを非表示/違反報告)
心音おと(プロフ) - 終わるんですか？他にレン君の小説は書きますか？この小説好きだったので…終わっちゃったのは悲しいんですが… (2013年3月5日 17時) (レス) id: b52ef8a4d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：へたレン娘 | 作成日時：2012年10月25日 23時
