＃155 連鎖[ミクside] ページ18
「俺に考えがある… けど… それは俺しかしちゃダメだと」
「できるのか？」
「うん」
その繰り返し。
連鎖が終了する一言は、リンちゃんから。
「どうして… そんなしたがるの？」
「… ッそれは… …」
そういうと、レンくんはポケットに手を差し込んで、何かを出した。
小さな… ピンクの箱。
「やっぱりな」
ミクオはレンくんの頭の上に手を置いて微笑んだ。
「ミクオ… … いや… 」
「兄さん…」
レンくんは顔を赤く染めながら、じっとミクオを直視していた。
「Aを… 妹さんを!! 俺… 僕にください!!… 」
「… 駄目 って言うと思うか？」
レンくんは嬉しそうに笑った。
「ありがとう!!」
リンちゃんはレンくんの手から箱を取り上げた。
慌てるレンくんにお構いなしのリンちゃん。
「返せ!!」
「いやよ」
そして勝手に箱を開けた。
私も覗き込んだ。
「うーわ… 高そう」
「当たり前だろ!! バイトして貯めたんだから」
「そうよねー 会ってないのに高校の時始めたバイト休んだことないもんねー」
そうなんだ…
「まあ 運命を信じてたんだろ」
ミクオがそっけなく言う。けど幸せそうなのはなぜなのかしら…
「そんなにAのこと愛してるなら安心だ。 幸せにしてやれよ」
「はい!! お義兄さん!!」
−−−−−−−−−
ミクsideばっかごめんなさい!!
次からAsideになります。
レンsideもルキsideもありますんでお楽しみに!! by†未奈斗†
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あいか - 本当に泣けた！ (2013年9月8日 3時) (
レス) id: 1e6a1e1b56 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 感動しました(´；ω；｀)ｳｯ… (2013年3月16日 11時) (レス) id: 128cb8551b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ごめんなさい 実は、私、知りませんでした\(//∇//)\受験生なのに、ここまでかけるとは‥Σ(￣。￣ﾉ)ﾉすごいですねo(^▽^)o (2013年3月9日 14時) (レス) id: aa2b7b5dfa (このIDを非表示/違反報告)
闇音 月(プロフ) - 完結おめでとうございます。面白かったです。お疲れ様でした。 (2013年3月5日 19時) (レス) id: d0d5f6d780 (このIDを非表示/違反報告)
心音おと(プロフ) - 終わるんですか？他にレン君の小説は書きますか？この小説好きだったので…終わっちゃったのは悲しいんですが… (2013年3月5日 17時) (レス) id: b52ef8a4d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：へたレン娘 | 作成日時：2012年10月25日 23時
