#154 恋愛対象[ミクside] ページ17
私は静かに言った。
好きって。
本人のいる前なんだから、まさに告白ね。
「昔は… 応援しようと思ってた。ずっと。」
「でも… Aが19歳になった去年の夏、駅前のカフェで
久々に会ったレンくんが変わらない笑顔で 前よりも大人っぽくて
カッコよくて… 好きになったの」
「だから不可能を可能にするために… 」
私は静かに頭を下げた。みんなが驚いた。
ミズキさんは、いなかった。
「どうしよう… ミズキさんがいないと…」
「仕方ない このまま話を進めろ 俺が…」
ミクオが言った時だった。
レンくんは目をこすってミクオの方をじっと見つめた。
「レン?」
リンちゃんが名前を呼んでも振り返らず、ほかのところを見ずに
ミクオだけを見ていた。
「俺に… させて」
「え?」
みんな 聞き返した。
「俺がどうにかする。 絶対 誰も傷つけないで」
「できるのか?」
心配そうにミクオは聞き返す。
「させて… おねがい」
レンくんは何をする気なの?
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あいか - 本当に泣けた! (2013年9月8日 3時) (レス) id: 1e6a1e1b56 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 感動しました(´;ω;`)ウッ… (2013年3月16日 11時) (レス) id: 128cb8551b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ごめんなさい 実は、私、知りませんでした\(//∇//)\受験生なのに、ここまでかけるとは‥Σ( ̄。 ̄ノ)ノすごいですねo(^▽^)o (2013年3月9日 14時) (レス) id: aa2b7b5dfa (このIDを非表示/違反報告)
闇音 月(プロフ) - 完結おめでとうございます。面白かったです。お疲れ様でした。 (2013年3月5日 19時) (レス) id: d0d5f6d780 (このIDを非表示/違反報告)
心音おと(プロフ) - 終わるんですか?他にレン君の小説は書きますか?この小説好きだったので…終わっちゃったのは悲しいんですが… (2013年3月5日 17時) (レス) id: b52ef8a4d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:へたレン娘 | 作成日時:2012年10月25日 23時