＃151 裏話[ミクside] ページ14
Aに婚約報告したあと、そのままミクオのいる病院へ向かった。
ミズキちゃんにも連絡しておいた。そこに来てって。
「ミクオ… 入るわよ」
そう言って頭を覗かせる。ミズキちゃんは既に来ていた。
「ミクさん!!」
お待ちかねと言わんばかりの、表情を浮かべる。
やめて。私、待たれるのは嫌いなの。
「婚約の話だけど」
そう言った瞬間、その場にいたリンちゃんは
レンくんに出るようにといった。
「リンも… 出たほうがいいかなぁ」
少し困ったように言うリンちゃん。
ミクオは首を振る。リンはここにいて、と。
みんなみんな幸せそうでイラッとくる。
幸せなんていらない、この世は不公平だわ。
レンくんが出て行ったあとの、静かな病室で
最初にミクオが口を開いた。
「ミク お前は 何を考えてるんだ」
ビクッとする。私が… 悪いことしてるって言うの？
「私が… 悪いことしてるって言うの？」
思ったことが、すぐに口に出てしまう。
でも… 言ったことに後悔はしてないわ。
「はっきり言って… 今のお前は最低だ」
最低？なにが？
私はミクオの幸せを考えてるわよ？
「何が最低だというの」
「何を考えてる」
この繰り返し。
ミクオはやめなかった。
私が口を開くまで。
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あいか - 本当に泣けた！ (2013年9月8日 3時) (
レス) id: 1e6a1e1b56 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 感動しました(´；ω；｀)ｳｯ… (2013年3月16日 11時) (レス) id: 128cb8551b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ごめんなさい 実は、私、知りませんでした\(//∇//)\受験生なのに、ここまでかけるとは‥Σ(￣。￣ﾉ)ﾉすごいですねo(^▽^)o (2013年3月9日 14時) (レス) id: aa2b7b5dfa (このIDを非表示/違反報告)
闇音 月(プロフ) - 完結おめでとうございます。面白かったです。お疲れ様でした。 (2013年3月5日 19時) (レス) id: d0d5f6d780 (このIDを非表示/違反報告)
心音おと(プロフ) - 終わるんですか？他にレン君の小説は書きますか？この小説好きだったので…終わっちゃったのは悲しいんですが… (2013年3月5日 17時) (レス) id: b52ef8a4d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：へたレン娘 | 作成日時：2012年10月25日 23時
