＃139 スタッフルーム ページ2
「えっと… 失礼します…」
入っていいものかわからず、小さく言う。
…だって スタッフルームでしょ？
関係者以外立ち入り禁止なのに
「君… 誰だね」
中年おやじ…って言ったら失礼だけど
それくらいの人がたっていた。
「え… えっと 私… 難波…」
「ルイに呼ばれたのか」
「え… あ はい」
「いつもは リコしか来ないんだけどな…」
「あの… リコって誰ですか？」
「ああ ルイの姉貴だよ。」
「へぇ…」
「… ルイの部屋は あっちな」
「有難うございます」
私は深々と頭を下げて、指差された方向へと走っていった。
部屋の前に、栗色の髪をポニーテールしてる女の子がいた。
「あの…」
「ルイに用？？」
… 声がすごくリンに似ていた。
「あ はい 呼ばれてまして」
「どうぞ」
笑顔で入口を譲ってくれた。
… さっき言ってた、リコさんかな？
「…あの… ルイさん？」
「あ おじょーさん」
「私に なにかご用件が？」
「酷い人ですね… お客さん…いや
高城さん」
…へ？
なんで私の名前？
あ
名札してるから？
私は名札をポケットにしまった。
「やっぱり酷いね それとも…
Aさん？」
「… どうして… 名前を知ってるのですか？」
「酷いね 覚えてるのは… 僕だけってことですか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あいか - 本当に泣けた！ (2013年9月8日 3時) (
レス) id: 1e6a1e1b56 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 感動しました(´；ω；｀)ｳｯ… (2013年3月16日 11時) (レス) id: 128cb8551b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ごめんなさい 実は、私、知りませんでした\(//∇//)\受験生なのに、ここまでかけるとは‥Σ(￣。￣ﾉ)ﾉすごいですねo(^▽^)o (2013年3月9日 14時) (レス) id: aa2b7b5dfa (このIDを非表示/違反報告)
闇音 月(プロフ) - 完結おめでとうございます。面白かったです。お疲れ様でした。 (2013年3月5日 19時) (レス) id: d0d5f6d780 (このIDを非表示/違反報告)
心音おと(プロフ) - 終わるんですか？他にレン君の小説は書きますか？この小説好きだったので…終わっちゃったのは悲しいんですが… (2013年3月5日 17時) (レス) id: b52ef8a4d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：へたレン娘 | 作成日時：2012年10月25日 23時
