9話 ページ10
私は玲王の制服の裾を引っ張った。
「なんだA?なにまだ居て欲しいのかあ?」
「んなわけ、」
「はっ?ひど」
「ゲーム機はどこ」
「修理出しといたぞ」
!!!!どうか無事であってくれ...!!!
感謝の気持ちを持って玲王に指ハートしてあげた🫰🏻
「んだよwまあ、安静にしてろよ」
「病院食まずいから嫌」
「俺の家の病院なんだから飯はそれなりに美味しいと思うぞ。」
「...退院はいつ」
「明日くらいには松葉杖で学校くらい行けると思うぞ」
「手が痛いから無理1週間休む」
「いーやぜってえ嘘だ、医者が足以外には異常はないと言ってたし、あとは俺が困る」
玲王に向かって中指を立てた、日頃の恨みも込めて。
「でも、俺が無理に人探し付き合わせたせいで捻挫もしちゃったし。ごめん」
急にそんな申し訳なさそうな顔で謝られたらこちらも引くが、ケガできたのは正直ラッキーかもしれない。駄々こねればなんとなりそうだしとズル休み作戦を考え始めた
「そ、そんなに恨んでんのかよ」
「別に、でもありがとう」
私は玲王にズル休みが出来ることに感謝をした
「お、おう」
そして玲王はその場を去った。
しばらくぼーっとしてると携帯にひとつのメールが、と開いたら長文だった、読む気が失せた、必要なものだけメールで送りやることが無くなり安眠
そして1週間、時々玲王がお見舞いに来てくれた。レトロゲームのソフトや新作のゲームを買ってきてくれた。
Aが退院したら俺の宝物を見せやる!って嬉しそうに私に言ってきた。一緒にサッカーをやっているらしい。そして私のサッカー部のマネージャー生活が再び始まる、再びと言っても怪我する前にそんなに仕事もしてなかった、日陰でゲームしてた。
そして今は授業のおサボり中、国語の先生はなんか好きじゃないから抜けてきた。寝てると、注意してきてうるさくて寝れないから、寝るよりサボってきた方がいい。
でも隣やつはどの授業でもずっと寝ていた、注意されてもその注意の声も彼には届くことも無く寝ていた。
眠りが深くて羨ましい...なんて呑気に考えていたらチャイムがなった。
お昼だ、お昼休みは屋上で食べる人が多いから、早足で玲王の教室に向かった
教室のドアに顔をだし玲王に手を振る、玲王は女子囲まれていた。玲王は私が教室のドアにいることに気づき、駆け寄っていた女子を避けて私の元へと来てくれた。
「よっ購買いくか?」
私は頷き、早足で購買へと向かった。
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咲夜(さくや)(プロフ) - 続き楽しみにしています。 (10月5日 21時) (レス) id: f2b60f62ba (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - かおりさん» コメントありがとうございます!そんなこと言われたことないのでとても嬉しいです!✨️ (2023年3月20日 0時) (レス) id: 39859faf56 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - らーさん» コメントありがとうございます!頑張ります!💪🏻⋆͛ (2023年3月20日 0時) (レス) id: 39859faf56 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - まるさん» コメントありがとうございます!すみません!すっかり見落としていました、わざわざ伝えて下さりありがとうございます!✨️ (2023年3月20日 0時) (レス) id: 39859faf56 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - アルです!\(●°ω°●)/さん» コメントありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです😇 (2023年3月20日 0時) (レス) id: 39859faf56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽんぬ | 作成日時:2023年3月18日 17時