選ばれる ページ3
side. You
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“何を守って死んだんやろうな。”
スバルのこの言葉は本当にこの言葉通りの意味で。
俺たちが選ばれた理由。
というか、この館の住人になるためには、一定の条件があるらしい。
つまり俺たち6人、あぁ、この美少年を含めたら7人の“共通点”やな。
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まず、前提として、俺たちはいっぺん死んでいる。
詳しく言うと、ここから言うと向こうの世界。つまり現実世界で死んだんや。
何かを守るために。
俺・・・俺は、そうやな。
刑事やった俺は、犯人に襲われそうになった俺のバディをかばって死んだ。
ナイフで腹を一刺し。
痛かったなぁ。
そんで次目覚めたときは真っ黒な世界。
あぁ、俺死んだんやなってどっか冷静に思った。
真っ黒な世界で声だけが響いた。
“お前は生きたいか?”って。
そりゃあ、生きたかった。死にたい人間なんてそうそうおらんやろ?
バディの安否も知りたかったし。
それよりなにより、俺の2個下の可愛い妹のことが気になったから。
“生きたい。”俺ははっきり答えた。
そんなら
“そうか。じゃあ、お前をもう一度生を与えよう。
その代わりお前は果たさなければいけない義務がある。
それを守れない場合、強制的にお前を消すがそれでもいいか?”
って、また声が。
“ええで。”
“本当にいいのか？もう後戻りはできないぞ?”
“ええって!”
“そうか・・・では、今日からお前の名前は“ユウ”だ。
ユウ、左胸を見ろ。”
パッと、左胸を見るとそこには“friends”と赤い文字が。
“・・・これは何や?”
friendsつまり友達、仲間。
“お前が果たすべき義務。
それはお前の左胸に書かれている文字、
“friends”を守り抜くこと。何があっても守り抜け。
もし守れなかった場合は、さっきも言ったが、お前を消す。
いいな?”
“守れって・・・漠然としすぎや。どうやって守るんや?”
俺の問いにフッと笑った声が聞こえた。
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あんずみんと(プロフ) - 雅愛さん» コメント嬉しいです!ありがとうございます。こんな亀更新の作品を待っていて下さる方がいらっしゃると思うと本当に励みになります。ここから山場になりますので、ぜひぜひお楽しみに(*´▽｀*) (2017年9月29日 19時) (
レス) id: 9bdb6ebf5b (このIDを非表示/違反報告)
あんずみんと(プロフ) - NoahLさん» コメントありがとうございます。滞りがちだとは思いますが、一生懸命更新いたしますので、どうか最後までお付き合いください(●´ω｀●) (2017年9月29日 19時) (レス) id: 9bdb6ebf5b (このIDを非表示/違反報告)
雅愛(プロフ) - 初めてコメントします。この小説好きです!!楽しみに待ってますので、作者様のペースで、ゆっくりでも更新頑張って下さい！ (2017年9月28日 19時) (レス) id: 5040adfde3 (このIDを非表示/違反報告)
NoahL - メッチャおもしろいので頑張ってください!! (2017年9月19日 19時) (レス) id: 4c6cfc05cd (このIDを非表示/違反報告)
あんずみんと(プロフ) - ぱんだ野郎。さん» コメントありがとうございます(*´▽｀*)のろのろ更新だとは思いますが、ちゃんと完結させますので、ぜひぜひ最後までお付き合いください!!お楽しみに!! (2017年7月18日 21時) (レス) id: 72e4412768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんずみんと | 作成日時：2017年4月15日 11時
