【MASHLE】無敵で素敵な魔法使い！ (ページ10)

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現代最強と事件現場(?) ページ10

森を破壊したり辺り一面を氷漬けにしつつも、Aは学校生活を送っていた。(あらすじ)

決闘を申し込んできたあの先輩は、Aがトラウマになったのか見かけるたびに怯えるようになっていたが、それ以外では特に異常はない。

ゴッ

特に異常は─

ゴッゴッ

異常は──

ゴッ

…

「何の音！？」

廊下を歩いていると、何かを打ちつけるような音が響いた。

好奇心が勝ったAは音のする方へ進むと、ボロボロのフィンと何かを全力で床に叩きつけるマッシュがいた。

「ゑ？」

「謝るのはお前の方」

「……え？ぃゃえええっ！？」

マッシュに叩きつけられたのは、いつぞやのキャベルだそうで、白目を剥いて気を失っている。

「……そんなことしたら退学に…」

「……重要？それ」

「マッシュくん…」

後からやってきたAからすれば、話の流れがわからないのでただの事件現場に遭遇したような気持ちである。

(フィンボロッボロだし、フィンの仇でも討ったのか？)

Aは勘が鋭いのである。

「あ、Aちゃん」

「…随分派手にやったな……弱いヤツほど権力を盾にするよね」

「結構辛辣…」

倒れてるキャベルを見ながらそう吐き捨てたAに、フィンはなんとも言えない気持ちになった。
そんな中、ようやく自分のやらかした事の重大さに気づいたマッシュがポツリと呟く。

「……あれ？やっぱまずいかも」

「……」

「……」

「……」

「……」

「やってしまったかもしれない」ばーん

キャベルの取り巻きたち含めた私たちは、マッシュの言葉に何も言えなかった。

と、その時。

「やってくれましたね」

「ファルマン教頭！！」

怖い顔をしたファルマン・クレゴス教頭があらわれた！
マッシュはどうする？ ▼

たたかう
A
どうぐ
▷あやまる

「フィンとマッシュ…お前たち2人を学内会議にかける」

「え？」

「少し考えればわかるだろ。身分が違うんだ、君らとこの子やモルガーナ様は。

身分が違えば対応も違う。そんなことも分からないのか、このバカが。

バカのお前にわしが教えてやる」

▶︎たたかう
A
どうぐ
あやまる

「これがこの世界の仕組…ミィイイイイイイイイ」

マッシュのひざげり！
教頭の顔面に命中した！
こうかはばつぐんだ！ ▼

((教頭もいった──！！))

「話が通じなさそうだったから…つい…」