現代最強と課外授業 ページ25
Aがシュエンとファンサに徹していた頃、マッシュたちは“この世の主人公”を名乗るやべー奴男子生徒に絡まれていた。
レモンに話しかけてもらえるのが妬ましいらしい。
─モテない男の嫉妬である。
「静かにしろ、お前たち」
教師が来たことにより、ようやく解放されたと思われたマッシュだったが、今度は別の男子生徒に絡まれる。
「ピュ〜〜調子に乗ってるだろ〜〜〜?お前。分かるぜ〜〜オレには」
レアン寮の生徒で、素行不良により留年したシルバ・アイアンである。シルバは突如マッシュに向かって魔法攻撃を放つと森に入っていった。
一方でAもシュエンと別れ森に入る。ちなみにこの授業の前にレインから森を破壊しないように再三注意されている。
「ヒィッ」
「?」
森に入ると、シルバとAがバッタリ遭遇した。
小さく悲鳴を上げたのはシルバである。
「も、モルガーナ様…ききき奇遇ですね(?)」
「は?」
終始怯えるシルバにAは首を傾げる。
(コイツ…誰だっけ?)
Aは全く知らない男子生徒になんでこんな態度を取られるのか分かっていないが、いつぞやの話で森を消滅させた時の決闘相手こそがこのシルバ・アイアンである。
決闘を挑んだが、相手が放った初級魔法が森を消滅させれば、誰でもトラウマになるだろう。
シルバはAにヤラれる前にそそくさと去っていった。
(なんだったんだ…?)
再度言うがAは全く覚えていない。
Aが暫く歩くと、額に四角い石がついたサソリが現れた。(フラグ)
教授曰く「並大抵の魔法使いじゃ歯が立たない」らしい(フラグ)
「全力でやるとまた口うるさい神覚者たちからお説教されるしな…」(フラグ)
こんなにフラグが立てばお察しだろう。
「プルスヴィエート」
「シュオオオオオ」
Aの魔法によって一瞬にして燃えた。
「…やったわ…」
この前よりも威力は抑えたと言えど、半径1km圏内が消えた。
見事なフラグ回収である。
「Aちゃーん!!!」
「ここら辺が消滅してるけど…(Aちゃんの魔法の威力って…)」
「フン…この程度の相手なら倒せて当然だ」
ランスと、ランスの足にしがみつくレモンとフィンに遭遇した。
「コアラごっこ…?」
「違う
いい加減離せ」
「「見捨てないで」」
サソリへの恐怖のあまりランスにしがみついているようだ。
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柏餅(プロフ) - 絵が神すぎます! (2月14日 20時) (レス) @page50 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - マッシュ最強すぎますゥゥゥ (2月12日 12時) (レス) @page48 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - 絵も神ってるの凄すぎますゥゥゥ!私もモルガーナちゃんの婚約者になりたいぃ (2月12日 9時) (レス) @page47 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - アンナちゃん可愛いもんねガチ天使レベル (2月11日 22時) (レス) @page45 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - ウォールバーグさん優 (2月11日 1時) (レス) @page42 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雹 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Haku_SHS/
作成日時:2024年1月28日 3時