【MASHLE】奇跡の術師様Ⅲ【鋼の錬金術師】 (ページ24)

今日:5 hit、昨日:24 hit、合計:23,819 hit

▽ ページ24

「なら、私が鋼のの護衛に着こう」

「大佐！」

「今は准将だ！！」

アルと言い争いしていたら准将が名乗り出た。

なるべくこの人には頼りたくないんだけどな、とどうにかして断ろうと断る理由を考えてたら中尉がやってきた。

「あとの仕事は私たちがやりますし、エドワードくんの護衛は頼みましたよ」

「ああ、勿論だ」

…最悪だーー！！

仕方がない、気は進まないがアルも一緒に！！

そう思いアルフォンスを見ると、「良かったね、兄さん！」と親指を立てられた。

「そう言えばもうすぐ月食ね」
「ちょっと国土錬成陣(アレ)を思い出しちゃうなぁ…」

▽

仕方なく准将と例の現場に来ていた。

「…やっぱりこの錬成陣って…」

「ああ、あの時と同じモノだな」

「だよな」

改めて錬成陣を見ると、あの時オレがお父様の元へ転移した錬成陣とそっくりだ。

「問題はどこに繋がっているか、だが」

「…手がかりになりそうなものは無いな」

「鋼の、コレを見ろ！」

「賢者の石！？なんでこんなところに…」

そう思っていたら、急に錬成陣が光出した。

「鋼の！？何をしている！？」

「オレじゃねぇよ！！第一もう錬金術使えないし！！」

「ならどうして…」

光出した錬成陣は、あの時の様に黒い触手を揺らめかせながらオレたちを飲み込んだ。