【MASHLE】奇跡の術師様Ⅲ【鋼の錬金術師】 (ページ11)

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神覚者と敵幹部ページ11

Aたちが修行してる中、街は襲われていた。
手の空いている神覚者たちが相手にするも、やられてしまう。
民衆が絶望に陥る中現れたのはライオ・グランツだった。

無邪気な淵源の攻撃が街に直撃する寸前、ライオは光の剣によって攻撃を細切れにし、それを街の人々に当らぬよう振り分け、被害を最小におさえた。
相も変わらず120点満点の男、ライオ・グランツ。
顔も良ければ性格も良い、頭が良いだけではなく、世界で一番強くて男前で」

「(自分でナレーションしてる！！)」

「「でもそんなライオ様が好き」」

「だろォ？」

「(にしても想定以上の敵の火力だな…。敵の内情が全くわからないのは非常にまずい…。こんな時に敵の下っぱなんかを捕らえられればmore bdster(モアベター)なんだが……)」

「」

「…」

▽

【対無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)緊急対策本部】

あの修行の後、ランス、ドットを連れて魔法局に戻った。
先の襲撃についての話し合いを行うためだ。

「今しがた街に甚大な被害があった。早急に無邪気な淵源について対策をする必要がある。そして今回このライオ・グランツは相手の幹部である一人と下っ端を捕えることに成功した」

そう言ったライオさんの視線の先には、縄で縛られたセル・ウォーと、いつぞやに私が戦った魔法使いがいた。

「街を襲いに来ていたところを見捨てられたようだ」

「フン、貴様らに我らがお父様が不利になる情報を教える訳がない」

「何をされようと口を割らない」

「……見捨てられてるのに……？」

「「………」」ズーン

落ち込んじゃった！