「真相」day10ープレゼント side 冬眞 ページ11
「いつにする？」
俺はそう送った。
「私、今週は全部予定入っちゃってるんだ💦だから来週いいかな？」
来週か…。
俺はすぐにカレンダーをチェックした。
えっと…。
…待てよ？
来週って、入学式まで2日間しかないじゃん！
「ねえ、その予定って1日中ずっとなの？」
「うん。実はおばあちゃん家に泊まりに行くことが先月から決まってて…。
毎年恒例なの。
だから、今更変えられないんだ。」
そうなのか…。
じゃあ、当日しか行けないよな…。
「そっか。5日にしよう！」
「OK！
でもごめん💦当日になっちゃって…。」
「大丈夫。そもそも俺が連絡入れるの忘れてたし…。」
「付き合って初めてだもんね。」
「あ、ああ…。」
『付き合っている。』
その言葉に、少し照れくさくなってしまう。
未だにひまりの彼氏っていう実感ないんだけどな。
*
(当日)
「ごめん！お待たせ！」
はあ…なんで電車遅延すんだよ。
俺は生まれて初めて、遅延を憎んだ。
残された時間がないんだよ、こっちは。
「ううん。大丈夫。電車の遅延は仕方ないよ。」
「ああ、ありがとう。
じゃあ、早速行くか。」
「そうだね。」
*
「…ねえ、今日さひまりに映画に誘われてない？」
「え？なんで分かるんだよ。」
「それはね〜、ひまりから連絡が来たんだよ。
『冬眞に誘い断られた。悲しい…。由花相手して？』
ってね。」
「まじか…なんか悪いことしたな…。」
「その上、私たちが出でかけてること知ったら、堪忍袋の緒が切れるだろうね。」
「大丈夫だろ。ひまりがここに来るわけないし。」
「実は、ひまり今日映画観に来たんだって。タイミング悪ければ分かるよ。」
「…はあ…まじか…。」
「うん。ってかさ、今日マジしか言ってないよね、五十嵐くん。」
「…いや…この計画バレたら色々誤解されそうでさ…怖いんだよ。」
「大丈夫。それくらいのことで別れるほど、絆が浅いわけじゃないでしょ？
それは、2人がよく分かってることだし。
…まあ、バレたら厄介だよね。」
「そうならないように、さっさと決めるか。」
「そうだね。」
俺たちはこの時、その「厄介なこと」が本当に起こるとは、思いもしなかった。
*
中田さんはその日、
白のシンプルTシャツ、水色のシアーシャツ、デニムのマーメイドスカート、
黒のスニーカー、黒のキャップ、水色のワンハンドルバック
を見に着けていた。
そして、耳元にはリング？を付けていた。
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lemon lemon u - 。ちょこまろ。さん» やあ！まさかコメントしてくれてるとは。全然気づいてなかったわ。幽霊ハウスはノリで書いたからもしかしたら書かないかも。 (2022年9月12日 17時) (
レス) @page15 id: d839804162 (このIDを非表示/違反報告)
。ちょこまろ。 - 幽霊ハウス面白そう……！ (2022年8月24日 22時) (レス) @page16 id: d9381db58d (このIDを非表示/違反報告)
lemon lemon u - 。ちょこまろ。とコラボ？小説書きます！お楽しみに！ (2022年6月4日 14時) (レス) id: d7aa5d95aa (このIDを非表示/違反報告)
lemon lemon u - 宣伝です！ 新人小説グループ「シュガーチョコレートココア」では、オリジナル小説の準備を着々と進めています！！ 「太陽のような君」キャラと少し関係もあるのでご注目ください！！ お楽しみに〜(*^ω^*) (2022年4月15日 22時) (レス) @page1 id: 1cb4a4c603 (このIDを非表示/違反報告)
lemon lemon u - どうも！lemon lemon uです。 私、番外編始めました。まだ本編の方は完結していませんが、「あ！この話、◯◯目線だとこう思ってたんだな〜。」と思ってくださると嬉しいです(^_^) (2022年4月11日 21時) (レス) @page1 id: d9381db58d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lemon lemon u | 作者ホームページ：なし
作成日時：2022年4月11日 21時
