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絡まりあう視線。 ページ38
「え・・・？」
大きく見開かれていくカノの瞳。
あれ、俺なんか言って・・・。
『大好き。』
もしかして・・・口に出てた！？
反応からするとそうだよな！？
「あぁぁぁ！ち、違う！違うから！！」
だがむなしくも、一度口から出た言葉は
取り消せるはずもない。
俺が1人慌てていると、
カノは横でくすっと笑う。
すると、急にカノは好きな人のことを
話始めた。
「僕の好きな人もね、素直じゃないんだ。」
「・・・・・・？」
「ちょっとぶっきらぼうだけど、本当は優しくて。カッコつけてるけど、人一倍怖がりで可愛いものが好きで。・・・小さい頃からたくさん救ってくれたんだ。」
・・・それって・・・・・。
「気づいた？」
絡まりあう視線。
ー好きだよ。キド。
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lemon - 閲覧ありがとうございます！あと少しで終わると思います。時間があれば番外編を書こうかと・・・。 (2017年8月6日 22時) (
レス) id: 60c510cb67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lemon | 作成日時：2017年6月16日 20時
