カモミールティー2 【佐々木朗希】

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ダルさんの教えもあり、あまり時差ボケに苦しまなかったとは言え、どうしても疲れは残っている。



それもあり、吉井監督は、朗希と私に休暇をくださった。



すると、朗希の方から、｢一緒に過ごしたい｣との提案があった。



私も同じ思いだったから余計に嬉しい。



二人でゆっくりしたいため、朗希が私の家に泊まることになった。



午前9時。



(ピンポーン…)



｢はーい！…あ、朗希！おはよ！｣



佐々木｢おはよ。お邪魔します。｣



｢どうぞ〜。…いやー、二人一緒の休暇は初めてだね笑｣



佐々木｢そうだね笑 俺もかもしれないけど、Aも休むことなかったからなぁ笑｣



｢私も、チームのために戦いたかったからね笑｣



佐々木｢ありがと笑 今日は、ゆっくりのんびり過ごそ？｣



｢うん！ゲームも映画も、色々用意してあるよ！｣



佐々木｢すご笑 じゃあ、一緒に映画観たい！｣



｢おけ！飲み物取ってくるね！｣



朗希が好きなアニメの実写化を選んだ後は、ローテーブルに飲み物を置き、ソファ…ではなく、朗希の目の前に座った。



この状態で、後ろから朗希が抱きしめる。



私たちのお決まりの体勢だ。



佐々木｢…っ！｣



そして、自然と体同士が密着し、肩には朗希の顎が乗っている。



これもお決まり。

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