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県大会2回戦まで、あと1週間。
野球部の練習にも磨きがかかり、佐々木先輩…いや、朗希の投球も更にキレを増していった。
前、高校日本代表の紅白戦での試合の様子を動画で見せてもらったが、163km/h出ていたらしい。
最近では、『令和の怪物』と称されているらしいが、本当にすごいなw
そんな中、学校では七夕に合わせて、大きな笹と短冊が用意された。
図書委員や美術部が作った飾りが目にも鮮やかで、既に様々な願い事が書かれた短冊がゆらゆら揺れていた。
その一角に、野球部が書いたと思われる短冊の集団を見つけた。
程無くして、朗希の名前を発見。
『甲子園 出場できますように。 佐々木朗希』
「めっちゃ字綺麗じゃんw」
私も既に、家で願い事を書いてきていた。
あとは吊り下げるだけ、なんだけど…
朗希の隣に吊るしたら、すぐにバレるだろうから、少し離しておこうかなw
「…これでよし!」
『野球部がこれからも活躍できますように。 AA』
「あと1枚…どうしようかなw」
実を言うと、家でもう1枚短冊を書いていた。
でも、これは、ここに吊るすのではなくて、朗希本人に渡したい。
でも、今日はもう、練習で忙しいよね…
?「あれ、A?」
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あちゃごん - やばい...かっこかわいいとはこのことか...!最高な小説ありがとうございます!更新頑張ってください! (2023年4月5日 13時) (レス) id: 4dbfea730e (このIDを非表示/違反報告)
庄司靖(プロフ) - 最っっ高! (2023年3月29日 12時) (レス) @page7 id: e958ad6f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キース | 作成日時:2023年3月28日 23時