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8回ウラ。



日本を支える大エース・ダルビッシュ有選手がマウンドに上がったが、アメリカのシュワーバー選手がライト方向にソロホームランを叩き込み、1点差となってしまった。



でも、大丈夫。



栗山監督、コーチたち、選手たち、皆同じ思いを持っている。



絶対に、勝つんだ。



9回表。



マウンドに立ったのは、やっぱり大谷選手だった。



ノーアウト1塁とはなったが、その後、ゲッツーを取り、ツーアウトに。



これにはベンチも、大谷選手も吠えた。



次のバッターは、大谷選手と同じエンゼルスに所属する、現役最強打者・トラウト選手。



こういうのを、神様の悪戯と言うのだろうか。



そしてー




「…っ、やっっったぁぁぁぁぁ!!!」



最後は空振り三振に抑え込み、ゲームセット。



日本が遂に、世界一を奪還した。



ベンチにいた全員が、大谷選手を囲み、歓喜した。



私もすぐにその場に行きたかったが、まだ待たないといけないのが少し悔しかった笑



監督が、選手が、コーチが、会場が、日本が、世界が、歓喜を分かちあった瞬間だった。




表彰式も、胴上げも、全員ずっと喜びを爆発させている。



そんな中、朗希からLINEが届いた。



佐々木(こっち来て!)



(わかった!)



選手同士や関係者の写真撮影タイムに、初めてスタジアムに足を踏み入れると、すぐに朗希の元へ駆け寄った。



佐々木「Aー!」



「朗希ー!」



勢いのまま飛びつくと、朗希は力強く抱きしめてくれた。



大谷「Aちゃん!本当にありがとう!」



村上「Aちゃんがいたから、俺ら、ここまで最高のコンディションでやってこれた!」



『ありがとう!!!』



「こちらこそ、皆さんをサポートすることが出来て、一緒に世界一になれて、とても嬉しいです!本当にありがとうございました!」

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設定タグ:佐々木朗希 , 侍ジャパン , 千葉ロッテマリーンズ   
作品ジャンル:恋愛
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あちゃごん - やばい...かっこかわいいとはこのことか...!最高な小説ありがとうございます!更新頑張ってください! (2023年4月5日 13時) (レス) id: 4dbfea730e (このIDを非表示/違反報告)
庄司靖(プロフ) - 最っっ高! (2023年3月29日 12時) (レス) @page7 id: e958ad6f1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キース | 作成日時:2023年3月28日 23時

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