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そして、テストや文化祭などのイベントも終わり、気づけばクリスマスイブ、年末が近づいていた。
年が明けてすぐに、朗希はプロ入りするために、埼玉のチーム寮に入寮する。
もちろん勉強なども頑張っていたが、その合間にあることを進めていた。
卒業式には一旦戻って来るが、それ以外はほぼプロ野球選手としての生活を送るため、こちらにはいない。
クリスマスと正月の初詣、そして卒業式に会うことを約束してある。
そして、今日はクリスマス。
岩手の冬は寒さが厳しく、雪もチラチラと降っている。
積りはしないと思うけど、ホワイトクリスマスと言える最高の景色じゃないかな。
佐々木「A!お待たせ!」
「いらっしゃい、朗希!」
佐々木「お邪魔します。…従姉妹のお姉さんたちは、出かけたの?」
「うん。クリスマスデート行ってくるってさ笑 朗希のとこは?」
佐々木「三人とも家でケーキとか食べてるよ。」
「ふふっ、やっぱりクリスマスっていいね。一年に一回、皆が幸せになれる。」
佐々木「分かる。…来年からは離れてクリスマスとか迎えることになるかもしれないけど、プレゼント贈ったり、電話したりしような。」
「うん!あ、ケーキ食べる?小さいけど、作ってみたんだ。」
佐々木「マジ?すごすぎるだろ、A笑」
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あちゃごん - やばい...かっこかわいいとはこのことか...!最高な小説ありがとうございます!更新頑張ってください! (2023年4月5日 13時) (レス) id: 4dbfea730e (このIDを非表示/違反報告)
庄司靖(プロフ) - 最っっ高! (2023年3月29日 12時) (レス) @page7 id: e958ad6f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キース | 作成日時:2023年3月28日 23時