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10月17日。
遂にこの時がきた。
アナ「佐々木投手の交渉権は、千葉ロッテが引き当てました!」
4球団から1位指名を受け、迎えた運命の抽選。
井口監督が当たりくじを引き当て、交渉権は千葉ロッテマリーンズが獲得した。
佐々木「期待に応えられるように、一生懸命頑張っていきたいな、と思っています。日本一のピッチャーになれるように、そしてチームを優勝に導けるような選手になりたいです。」
緊張しながら報道陣に向かって話す姿は、とても凛々しかった。
すぐに直接祝いたいところだけど、この後もインタビューなどで忙しいだろうから、夜まで連絡を待とうかな。
そして、私もあることを決めないとな。
恐らく朗希は、そのまま千葉ロッテに入団するだろう。
就活、そして一人暮らしを今のうちから考えなければ。
従姉妹夫婦は、朗希と私のことを応援してくれているから、OKも出してくれると願おう。
佐々木(お疲れ。)
(お疲れ様!)
佐々木(この後、会える?)
(うん!)
夜、朗希からのLINEが入り、すぐに支度を始めた。
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あちゃごん - やばい...かっこかわいいとはこのことか...!最高な小説ありがとうございます!更新頑張ってください! (2023年4月5日 13時) (レス) id: 4dbfea730e (このIDを非表示/違反報告)
庄司靖(プロフ) - 最っっ高! (2023年3月29日 12時) (レス) @page7 id: e958ad6f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キース | 作成日時:2023年3月28日 23時