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後頭部を引き寄せられたと思った時には、私の体は朗希の体にスッポリと収まっていた。
しかも、力強く抱きしめられ、頭にも手を添えられている。
やばい、心臓うるさすぎる。
こういう時、どうすればいいのか、分かっているつもりなのに分からない自分がいる。
「ろ、うき…？」
佐々木「…Aは、抱きしめてくれないの？」
「〜っ、するに決まってるじゃん！」
そんな甘えるような声で言われたら、我慢できないよ。
ゆっくり背中に手を回して、朗希の存在を確かめるように抱きしめた。
初めて会った時から思ってたけど、背中、こんなに大きくて広いんだな…
佐々木「俺も、すげー寂しいし、Aと離れるのはすげー嫌だ。…でも、絶対プロとして活躍して、Aを迎えに行くって約束する。Aが、俺のファンになるって言ってくれたあの時から、決めてたんだ。俺がAを支えて守るって。」
「それって…」
佐々木「…Aのことが、好きです。俺と、付き合ってください。」
寂しい涙から、嬉し涙に変わった瞬間だった。
大切な人のことで泣けるって、こんなに幸せなことなんだ。
「私も…っ、朗希のことが、好きです…！よろしくお願いします…！」
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あちゃごん - やばい...かっこかわいいとはこのことか...!最高な小説ありがとうございます！更新頑張ってください！ (2023年4月5日 13時) (
レス) id: 4dbfea730e (このIDを非表示/違反報告)
庄司靖(プロフ) - 最っっ高！ (2023年3月29日 12時) (レス) @page7 id: e958ad6f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キース | 作成日時：2023年3月28日 23時
