苦いレモンの匂い【ムラトミ】【RAB】 (ページ4)

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お礼ページ4

ムラトミ｢いやー、本当にありがとう！僕、財布とかよく落とすこと多くて大変だったから、君みたいな救世主がいて助かったよ〜！｣

｢い、いえいえ…当たり前のことをしただけなのて…｣

何度も断りを試みたが、どうしてもお礼をしたいとのムラトミさんの願望に負け、あれよあれよと言う間にカフェに来ていた。

秋葉原に、こんなオシャレなカフェがあったんだ…

ムラトミ｢ここはね、DRAGONに教えてもらったんだ！僕も初めて来たけどね笑｣

｢そういえば、DRAGONさんは甘いもの大好きでしたね笑｣

ムラトミ｢そうなんだよね〜笑僕にとっては、こういう機会がないと来ることも無いけどね笑あ、今日は僕の奢りだから、好きなの頼んでね！｣

｢えっ!? そんな、申し訳ないですよ…！｣

ムラトミ｢いいの！これは、財布拾ってくれたことへの、僕なりのお礼！だから、ね？｣

ムラトミさんって、茶目っ気もあってピュアなのに、大人でかっこいいんだな…

｢じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて…｣

このお店で一番人気のパンケーキと紅茶、ムラトミさんのコーヒーを頼んだ。

ここで、あることをふと思い出した。

｢…あれ？でも、ムラトミさん、甘いの苦手なんじゃ…｣

ムラトミ｢よく知ってるね笑でも、女の子ならこういうの喜ぶかなー、と思ったんだけど…嫌だったかな…？｣

｢いえ、むしろムラトミさんの気持ち、とても嬉しいです！ありがとうございます！｣

ムラトミ｢それなら良かった！｣