オタクに恋は…難しくない？ 【とぅーし】【RAB】

限界 ページ16

DRAGON｢それでは、ミュージック、スタート！｣



聞き馴染みのある曲のもと、ESPICEと三人と共に踊り始めた。



このダンス、普通にダイエットできるくらいハードな内容なんだよな…笑



DRAGON｢おっ、全員キレあっていいね！よし、声も出していこうか！｣



とぅーし｢もう、ドラゴンズブートキャンプじゃん…笑｣



『笑笑笑』




ネス｢っ、あー！さすがにもう無理！｣



ゾマ｢お、俺も…｣



DRAGON｢おっと、ここで二人脱落だー！ただ今、20分経過！いや、二人とも、よく頑張った！｣



ゾマ｢でも…まだ二人、頑張ってるんだよなー…｣



ネス｢マネージャー、すごすぎん…？｣



｢いや…私も、もうそろそろ、限界です…笑｣




始める前に水分はしっかり摂ったけど、さすがに20分程ガチで頑張ってたら、フラフラになりそう…



とぅーしも、そろそろ限界みたいだし…




｢っ、も、ムリ…｣



まずい、体に力が入らない。



こんなところで、倒れたくはないのに…




とぅーし｢っ、A！｣



｢…とぅー、し…？｣



とぅーし｢すごかったよ。お疲れ様。俺に体重預けていいなら、楽になりな？｣




一緒に踊ってたはずのとぅーしが、私のもとに駆けつけ、背もたれのように後ろにまわっていた。



とぅーしの身体、逞しいな…




｢ありがと、とぅーし…とぅーしこそ、ゆっくり休みな…？｣



とぅーし｢ありがと。｣



DRAGON｢二人とも、大丈夫!?｣



とぅーし｢大丈夫っす。｣



｢私も、大丈夫です。｣



DRAGON｢良かった…｣




その後、いい感じに締められ、撮影は終わった。

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