ジョンウのきもち ページ30
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完全に酔っ払っている
そう思うのは、とっても今、機嫌がいいから。
自他ともに、お酒に酔うと、いつもより甘えたり、くっついたりするって知ってる。
それがすごく嫌でいつもはお酒を飲まないようにしてるんだけど、
『オッパ！今日は私のお祝いだよ〜？』
久々にできた、友達？てか妹？
みたいなAにそう言われたら、お祝いするほかなかった。酔わないように気をつけてたんだけど、Aの分まで飲んだりしてたら、ちょっとやばい。
Aとは、
今までの数ヶ月で、すごく仲良くなったと思う。
「女」と言う括りでずっと避けていた、
それがどんなにバカなことだったか気づいた。
女だからじゃなく、ユリだからだった。
だから、Aは違った。ユリとは違うって気づけた。
俺がなんでAと話さなかったかとか、Aは知らない。話そうとも思わないけど、俺の口下手で、上手く気持ちを伝えられないとことか、なんとなく分かってるんだろうなあって思う。だから話さなかった理由も聞いてこないんだと思う。
「Aこっちおいで？」
『ジェヒョニオッパあ、』
Aが酔っていることをいいことに、
ジェヒョニヒョンがAの肩や、
顔を触っているのを横目に見る
みんな酔っていて目もくれないけど、
なんか、、なんか、
「ヒョン、それ取って」
「え？あ、はい」
「ありがとー」
ヒョンにグラスをとってもらって少しAから離れた、と思ったら戻った
うーん、どうしたら、って、まあ、俺が気にすることじゃないんだけども。
ゲームも終盤
そして俺も、
「まあく〜！すき」
「ジョンウ！あつい！」
もう取り返しつかないくらいべろっべろで。
目の前がぐらぐら、ゆらゆらするかんじ、
あーひさびさだーこんなにお酒飲んだのは、
って、自分でもわかるめっちゃにやけてること
『オッパ、』
すっかりだれてるジェヒョニヒョンの前をちょこちょこ歩いて俺の隣に座るA
「ん〜？」
『あたし、オッパと仲良くなれてよかったです』
瞬きも声もゆっくりだけど、たしかにそう言ったA、んーん、俺のセリフだよ、なんて言えたらよかったんだけど、うまく言葉が出てこない、頭が回らない
「ん、」
大きく頷いて、てへ、と笑ってしまう
『オッパ、かわいい、』
弾けるような笑顔で笑うA
あ、ー、やば、頭回んない
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檸檬(プロフ) - たんたんめんさん» なっちゃう！！！なっちゃってください！！！！！ (2021年10月23日 0時) (
レス) @page44 id: 5305b4a1eb (このIDを非表示/違反報告)
たんたんめん(プロフ) - 続きがきになっちゃう！！！！！！ (2021年10月17日 19時) (レス) @page43 id: c0a02ec453 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - SFさん» 間違いないです！！気だるそうに帰ってきそうですよね！！わーんめちゃくちゃ嬉しいお言葉ありがとうございます！こちらこそいつも見てくださって嬉しい限りです！ (2021年9月18日 19時) (レス) id: 5305b4a1eb (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - 朝帰り常連のジェヒョン、というワード、最高に痺れますね、、、！お話すごく楽しく読ませていただいております！いつも更新ありがとうございます！ (2021年9月18日 1時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬 | 作成日時：2021年8月26日 19時
