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緑side
慎「うん。みんな聞いてるからね、」
ジェ「っ.....ねつでるとだるくて、それでしごとおわると治ってね。
はぁ...頭も、いたくなってそれも、なんかいも」
相変わらず、熱の篭った吐息を吐き出すジェシーのおでこに手を当てて、髪を払ってやる。
慎「そっか。そりゃあ、心配になるわっ...病院さ...?ジェシー?」
おでこにあった俺の手に、恐る恐るといった感じでジェシーの熱っぽい手が重なった。
ジェ「いっしょ、来てよ」
慎「当たり前よ、俺が運転していく!!」
ジェ「hehe...おねがい」
その後の収録が終わったら、本当に熱は一気に下がっていた。
それを見た俺たちは、びっくりしてしまったし。
その反応を見たジェシーは、またうるうるとし始めて大変だったよ笑
・
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慎「ジェシー、頑張ってるよ。
俺ジェシーめっちゃおもろいって思ってる。」
ジェ「うん....でも、でも...心配なの」
診断結果は、「心因性発熱」
ストレスのせいだったみたい。
頭痛は、同じようにストレスから引き起こされるもの。
バラエティーで「面白いこと言わなくちゃ」「笑ってもらいたい」って思いすぎた結果だった。
頑張る理由が自分を苦しめていた事実に。
ジェシーは落ち込んでしまって、ずっと俯いたままだ。
慎「すべる時は、一緒にすべろうぜっ!!」
ジェ「なんだ、それ笑...」
呆れたようなジェシー
俺は上手く言えないからさ。
とにかく、自分が思っていることを言わなくちゃ。
慎「だからっ、いーんだよ。すべったって。俺なんて、めっちゃ滑りまくってるし!!
それに...さっきも言ったけどね。
俺は、ジェシーの笑いが好きだよ。
俺が1番に笑える自信あるもん!だから、大丈夫。
ジェシーは、面白くて元気を与えられるすごい人だよ 。」
ジェ「AHAHAHA!!!!..あ、あり..がとっ」
大きな笑い声にそれに似つかない、か細い声で言われた「ありがとう」
オープンに見えて、本来シャイな彼を久しぶりに見た気がした。
✩｡* *｡✩✩｡* *｡✩
リクエストありがとうございました!!
@MiKAN__rain
(こちらでも、お話書いてます。)
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作者名：みかん
| 作成日時：2020年12月8日 0時
