それでもあなたが (ページ3)

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episode.3 ページ3

RM「…」

ナムは明らかに気まずそうな顔をする。
キムさんは、表情からは伝わらないけど
さっきと空気が変わったのは直ぐにわかった。

おかしいな褒めたはずなんだけど…

RM「そろそろ僕達行くから、
Aまた仕事で、」

JN 「あ、ジュナ…」

またね。と言うように私に手を振るキムさん

"ジュナ"どこかで聞いたような

その響きに違和感を覚えながら
帰路に着いたけど
答えは分からないまま。

自宅に帰って、メイクを落とし
直ぐにシャワーに打たれながら考えた。

もしかしたら、お兄さんじゃなくて
従兄弟とかだったのかな？

後日、違和感の答えを知りたくて
私の斜め向かいのデスクにいる
ナムに問いかけた。

｢ねえ、あの時一緒にいたのって、もしかして従兄弟さんだった？よく考えたら、顔の系統違うもんね。｣

またナムが少し顔を曇らせて黙り込む。

どうしてそんな顔をするの？
私にはその理由が分からなかった。