暴露 ページ6
syo side
ci「いや〜、勉強会出来るようなって良かったわ！」
rb「押し切った感あるけどなあ……」
syo「そない気にしてたら、何も出来へんで？」
ci「せやぞ！ 上手くいったんやから問題ない！」
生徒会の仕事を終え、帰り道を3人で歩く。3人で帰ると決めた訳ではないが、気がついたら自然と集まるようになっていた。
1時間程前、Aさんに頼み込んで勉強会の約束をさせてもらった。断られるとは思っていなかった為、予想通りに進んだと思う。……腑に落ちない顔をしていたが、見なかったことにしよう。
rb「……あのな、2人に聞きたい事があるんやけど」
syo「改まってどうしたんや、ロボロ」
こちらを振り向き、真剣な顔をして話し出すロボロ。
心なしか顔が赤く見えるが、緊張しているのだろうか。
rb「いや、前々から気になってたんやけど……2人って……す、好きな子とか、おるんか」
“好きな子”
その単語を聞いた途端、少しだけだが心拍数が上がったような感覚になった。
ci「えらい考えとると思ったら、そんな事か！ 気にして損したわ！！」
rb「そんな事って、気になるやろ普通！！」
男子の中でも意中の相手は気になるものだ。よくクラス内の話の話題に出ているが、俺はそこに混ざって話したことは無い。
この2人がどのような相手を想っているのかは大体だが想像はつく。
ci「ショッピ君、さっきから何も言っとらんけど、まさか……好きな子おるん？」
syo「まあ……そりゃ、いるやろ普通」
rb「えっ！？ショッピ君の事やから、てっきりいないかと……」
自分の発言で一気に場の空気が盛り上がる。チーノは変わらずニヤニヤしているが、ロボロに至っては先程よりテンションが上がったせいか、顔の赤みが増している。
rb「えー、誰なんやろ……4組の中村さんとか？美人やし」
syo「顔は綺麗かもしれんけど、中身が気に入らんわ」
ci「ロボロは見る目無いな……で、誰なん？」
……本当は言うつもりは無かったのだが、気が変わった。
syo「俺が好きなのは、Aや」
多分、チーノも同じだろうと思い、彼の方を見ながらその名前を言った。
一瞬、笑みばかり浮かべている顔が崩れたように見えたのは、気の所為だろうか。
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あまね(プロフ) - 完結？！ (2022年12月31日 12時) (
レス) @page8 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 続編おめでとうございます（遅い）更新頑張ってください！ (2020年10月17日 9時) (レス) id: ebdb7fcaa5 (このIDを非表示/違反報告)
すず - 続編おめでとうございます!!!!無理しない程度に更新頑張ってください!!!!これからもずっと応援します!!!! (2020年5月20日 17時) (レス) id: 79f0dcfc54 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ - 続編おめでとうございます！！！応援してます！更新頑張ってください！！！ (2020年4月25日 23時) (レス) id: 4288c2188b (このIDを非表示/違反報告)
モカ - 続編おめでとうございます！！とても面白いです！！無理しない程度に更新頑張ってください！！応援してまあぁぁぁす！！！ (2020年4月13日 19時) (レス) id: b1ca2eff18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：丸メガネ | 作成日時：2020年4月3日 20時
