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赤の教会
『……。』
意識がハッキリとしてきた頃、辺りを見回すと墓場のような場所に居た。
『……は？』
取り敢えず切り裂きジャックが襲ってこないか警戒をする為、腰に着けておいた拳銃を手に取ろうとした。
しかし、そこに拳銃は付いていなかった。
『…どういうことだ。』
確かに、部屋に入る前に確認したはずだ。
腰に付いているものは警棒しかなく、仕方なくそれを構えておく。
墓地から離れると、大きな建物が見えてくる。
『…あれが教会か。』
中に入ると赤色の汚れたカーペットや長細い椅子が置いてあった。
正面には、磔にされた人を表した像がある。
『……気味が悪いな。』
神など、居るはずが無いだろうに。
『……。神は、不公平だ。』
「何ボーッと突っ立ってんだ。どっか体調悪いか？」
左からそう声を掛けられ、振り向くと壁に寄り掛かっているドーヴァルが居た。
『…いや、何でもない。』
「……そうか、なら良い。さっきリッパーの野郎に会ったんだ。もうそろそろ来ると思うぞ。」
そう言い待っていると、心臓がドコドコと勝手に鳴り出した。
「なんですか野郎って。野郎じゃないですよ。」
いつの間にか俺たちの後ろに居たリッパー。
「うわ、その話しかけ方びっくりするからやめろよ。」
「すいませんね。」
『……。』
庭で会った時の姿と違い、腕の部分が銀色で、ドロドロしていた。
『……気持ち悪いな。』
「相当貴方も辛辣ですよね。」
「…はぁ、で…するんだろ？早くしよう。」
『早めに終わらせてくれ。』
「そうですねえ…。取り敢えずそこの暗号機でも回してみては？」
そう指さしたのは四角い機械。
『…暗号機……？なんかメーター出てきたぞ。』
「それがあんたが触ってる暗号機の解読進度を表してんだ。」
『……凄く遅いんだが、こんなもんなのか？』
「いいや、あんたの在外特質の問題だ。機械系は得意か？」
『…いや、殆ど触ってきたことがないな。鍵とかの仕組みは分かるが。』
そう言うと成程、とドーヴァルが顎を持ち悩むような顔をする。
「…ならあんたは牽制か救援だな。リッパー、出番だ。」
そう言うと、椅子に座っていた切り裂きジャックが起き上がる
「やっとですか。暗号機まわすの遅いんですよ。待ちくたびれました。」
「おう、待ちくたびれたぶん楽しめるからな。じゃあ、始めるぞ。」
ドーヴァルがそう言った瞬間に、リッパーは左手を振り上げた。
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胃酸先生。【Lat】(プロフ) - 猫好きなミカンさん» わぁいお赤飯だあ食べるぅ(5歳) (2021年3月21日 16時) (
レス) id: f8654c08a0 (このIDを非表示/違反報告)
猫好きなミカン(プロフ) - お赤飯いかがですか？出来たてホヤホヤですよ (2021年3月21日 15時) (レス) id: 4fb5bc7315 (このIDを非表示/違反報告)
胃酸先生。【Lat】(プロフ) - 猫が好きな謎の生物さん» えっすぐ外しましょ今すぐ今すぐこんなノミみたいな((((((((ストーリー思いつかなすぎてやばかったんですよね……多分看守くんに裏庭でボコボコにされると思います(白目) (2021年2月14日 22時) (レス) id: f8654c08a0 (このIDを非表示/違反報告)
猫が好きな謎の生物(プロフ) - え、もうお気に入り作者登録しちゃったじゃないですか。まぁ、外すつもりないですけどね。...3回も抹消されちゃったんですねぇ...。 (2021年2月14日 21時) (レス) id: 5674f4a851 (このIDを非表示/違反報告)
胃酸先生。【Lat】(プロフ) - 春巻き美味しいさん» 三回この世から抹消されましたけどね((((((((1度は書いてみたかったんですよ、看守系のお話。 (2021年2月14日 20時) (レス) id: f8654c08a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胃酸先生。 | 作成日時：2021年2月14日 19時
