１６話 ページ18
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____グイっ
「やだ、お兄さん行かないで…！」
『……』
「あ…あのお兄さん…眼差しだけで女殺 せるわ…」
『(私も女なのよね…)』
「え、僕にもやってみて」
『…嬉しそうにするな…。何もしていない。
…それより変わった服を着ているな、生まれは？』
「え！？僕かい？僕は…」
『「…………」』
『探り合いは無しにしよう…面倒なことがあっても嫌だしな』
「そっそうだね！そうしよう」
『…そうだ。緑髪に聞きたいことがあるんだ』
「レディ…君のためならなんでも答えるよ」
『この街違和感があるんだ。側からみれば普通の街なのかもしれない。でも…生気がないというか街の人たちの目が死んでいる』
「…スルドイね。
阿波の港はここ一帯を仕切っている ヤン・クムジという男の力が強くてね。街の連中は奴に怯えてるんだ」
『…ふむ、なるほどな』
「それに国に内緒でヤバい商売してるしね」
『ヤバい…？』
「人 身 売買さ」
『なっ…！？』
「主に女 子供をね。全く腐った奴らだ。この国は奴 隷すら禁じられているのに。
_____まぁ王が変わったからね。これからはどうなるかわからない。…てゆうか君ずっと思っていたけど皇后様に顔が似て…」
『あ、ああ！よく言われるんだよ！ま、全く迷惑な話だよ！
____それより話の続きを…』
「ああ、そうだったね。
___人の自由を奪うのはこの世で最も醜い行為だよ。そういう奴らは腐って土に還って薔薇にでも生まれ変わればいい
君もそう思わないかい？」
『…そうだね。
____私は今も昔も窮屈なところで暮らしているよ』
「なんて不憫な…！」
『まぁ、自分で決めたことだしな。最後までやり通さなければ示しがつかないよ…』
「へぇ…？」
『それにしても緑髪、なぜそんなに自由にこだわる。何か嫌なことでも？』
「____当然でしょう。
生まれた時から決まった宿命なんてくだらない。僕の美学に反するね。
逃げ切ってみせるさ宿命から。
__緋龍王が現れたって僕は蹴り飛ばしてみせるよ」
『緋龍王ってあの建国神話の…？』
「へぇ…知ってるんだ」
『ま、まぁ』
「…というかこんなに時間がたってる。君大丈夫？」
『だっ大丈夫じゃないな…すまん戻る！』
「ああ、引き止めて悪かったね」
『緑髪！次は女として話をしたい！それじゃあね』
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碧棺(プロフ) - ナルト&マギ&銀魂LOVE♪の朱雀さん» 大好きです！ありがとうございます、頑張ります (2019年7月26日 17時) (
レス) id: 647ae2c126 (このIDを非表示/違反報告)
ナルト&マギ&銀魂LOVE♪の朱雀 - 今でも暁のヨナが好きな人がいて私とっても嬉しいでず(;∀;)お話面白いです！更新頑張ってください！続き楽しみにしてます！ (2019年7月26日 8時) (レス) id: cca3220680 (このIDを非表示/違反報告)
碧棺(プロフ) - ルリさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2019年6月11日 20時) (レス) id: 647ae2c126 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - とっっっっても面白いです！！！続きが楽しみです♪更新頑張ってください！応援してます！！！ (2019年6月10日 23時) (レス) id: f44adf4250 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧棺 | 作成日時：2019年3月30日 21時
