ss:リハビリビリビリ ページ1
オフィスで談笑する貴方は、
どこか世離れしていた。
｢河村さんは、どう思いますか？｣
｢そうだな……僕は期待しないかな。｣
なぜ、寂しそうに恋の話をするのだろう？
｢じゃぁ、また明日。｣
そう言って、駅に向かう彼を追いかける。
｢河村さん！！｣
｢A？！どうしたの？｣
｢えっと……ご飯、行きませんか？｣
｢え？はぁ。｣
私は思わず先輩の腕を掴んでしまった。
だって、
｢世界から消えそうだったから。｣
｢え？｣
｢あ、なんでもありません。｣
貴方が消えた世界はどこかつまらなそう
そう思った。
バイバイまた明日、
今日もまた僕は失敗に終わるんだ。
世界の終わりと恋の始まり:kwmr
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晴れ渡る空を見て
｢明日はなんだかいい日になりそう！｣
そう笑うA。
｢今日じゃなくて？｣
まだ正午を過ぎたばかり、
今日という日が終わるにはまだ時間がある。
｢んー、今日はもういい日になったから、明日への持ち越しかな？｣
｢なんだそれ？｣
意味わかんないっと笑うと、
｢こうちゃんは分からなくていいの！｣
っと、ニヤリと笑う彼女。
なんだか腹が立つ。
｢なんだよ、俺なんてどーせ。｣
っと、不貞腐れるとごめんごめんっと、俺の腕引っ張るA。
｢ほら、お昼ごはん食べに行こ？｣
Aちゃんとのご飯ならいつもより美味しいよ？っと戯けるAに、
はいはいっと、笑えば先程の腹の虫はどこかへ消えていった。
君と一緒にいるだけで幸せだから
過剰な幸せは貯金しとくの。
雨が降ったら私が傘になれるように:wtnb
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檸檬(プロフ) - 藍さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて、とても嬉しいです。更新少なめですが、お気に入りを見つけて頂ければ嬉しいです。 (2023年3月12日 12時) (
レス) id: 1785096014 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - めちゃめちゃリアルですね…特に伊沢さんの解像度がすごく高くてびっくりしました (2023年3月10日 1時) (レス) @page5 id: bd2a7a0e5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬 | 作成日時：2023年1月24日 21時
