6→女体化 ページ36
朝起きれば、隣には幼い伊沢さん。
まだ、戻ってないのか…っと、頭を搔く。
…昨日とは違う手の大きさと髪の長さ。
そして、体を見れば豊満な胸。
｢…えぇぇ！？！？｣
俺は朝だと言うのを忘れて叫んでしまった。
｢え？なになに？｣
既に身支度を済ませたAさんが部屋に入ってくる。
｢…Aさぁん。｣
もう、泣きそう。なんで俺だけ女体化してるの？！
｢あらあら、こうちゃん可愛くなっちゃって。｣
よしよしと、頭を撫でるAさんに、
何故か抱きついてしまった。
本当に何故だろう？気持ちが弱ってたんだろうな。
｢…こうちゃん？｣
神様が仁王立ちしている。
あれ魔神だ、魔神！！
｢か、河村さん！誤解！す、すみません！｣
｢河村くん、抑えて抑えて。こうちゃん今女の子だよ？
優しくして。｣
河村くんも不安だったでしょ？っと、
魔神を宥めるAさん。
少しシュンっと落ち込んだ魔神だが、
｢…Aさんは、女の子の方がヨカッタ？｣
っと、不敵な笑みでAさんに意味深に言う。
｢はい？！｣
慌てるAさんの反応に、
この夫婦の聞きたくはなかった夜の事情を察してしまった。
顔が火照るような気がしていると、
魔神河村さんと目が合う…
ニヤッとこちらを見て笑った。
｢んー？おはよう………？こうちゃん？｣
｢伊沢さんおはようございます。｣
｢…え？こうちゃん！？！女の子！？え？｣
寝起きに強すぎる衝撃。
伊沢さんは、ポカンっと俺の事を見ていた。
｢よし、こうちゃんは私とお着替え。
河村くん、拓司服渡して頂戴。
着替え終わったら、先にご飯食べてて。｣
こうちゃんこっちと、手を引っ張られ別室に移動する。
｢…こうちゃん、失礼します。｣
｢え？っっ！！ん？ちょっと、Aさん。｣
おもむろに俺の胸を触るAさん。
メジャーを、取り出しトップとアンダーを測っていく。
スマホで何かを確認し、クローゼット中でゴソゴソと探し始める
｢こうちゃん、これ新品だから使って。｣
｢え…え？デカ。｣
｢…君の胸のサイズだよ。｣
｢ピンポイントでAさん何で持って………あ。｣
手渡されたソレを見て、大きさにびっくりする。
そして、ソレを持っているという事は、
彼女の胸の大きさも想像出来てしまった。
｢…あの、うん。ご想像通りです。
こうちゃん1人で着けれる？｣
｢…お願いしてもいいですか？｣
｢うん、じゃぁ着替えようか。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「QuizKnock」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：檸檬 | 作成日時：2022年4月2日 11時
