【QK】外伝・神様は旦那様 (ページ30)

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｢明日には戻るかな？｣
｢どうだろね？どうして？｣

一昨日から僕の変化に楽しんでいたAさんが、
初めて戻るタイミングについて尋ねてきた。

｢…そろそろ、拓哉くんに会いたいなっと…
いや、一緒にいるし中身も拓哉くんなのは分かるんだけど…その、抱きしめた感触とかキスの感触がなんか違うので…拓哉くん補給が出来てませんでして…。｣

｢…それは、｣
僕はAさんの耳元で｢欲求不満？｣っと意地悪に聞いた。

｢うぅー、なんかそう聞こえるよね？恥ずかしい。｣
掛け布団を顔まで被るAさん。

｢Aさん、可愛い。｣
布団を簡単に剥ぎ取り、キスをすればそのまま舌を絡ませる。

｢ん！っ…ん、あっ…拓哉くん？｣
｢いっぱい可愛がってあげますね。｣
｢は？え？｣
｢知識はあるので。｣
｢は？なんの？え、ちょっと！？ちょっ…｣

そうして、夜は更けていった。
翌朝、僕は元に戻ったいた。
隣で寝ている、Aさんの髪を掬うと、
身を捩らせゆっくりと目を開く。

｢あ、おはよう。元に戻ったね、おかえり。｣
｢おはよう、ただいま…なのかな？｣
クスクスと2人で笑い、Aさんにキスをした。

｢Aさん。｣
｢ん？どうしたの？｣
｢戻ったこと記念して、もう1回。｣
｢は？！え、まってもう1回って！？
ねぇ！もう1回ってーー？！｣

その日のオフィスは、
肌ツヤのいい元に戻った僕と、
お疲れ気味のAさんと、
残念そうにこちらを見つめる志賀がいたとさ。

𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
sigさんのキャラ付けに土下座で謝りたい。
なんか、綺麗なものとか美しいもの好きそうなので暴走して頂きました。
sigさんファンの方には申し訳ない…
それ言ったら各方面に申し訳ない気持ちでいっぱいです。