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[宮近side]
レッスン場のはじに海人を呼び、俺は話をはじめた。
海「海斗からこんな相談をされる日がくるとはな〜w」
『ちゃかすなよ!だから!海人だったらどのタイミングで電話する?』
海「LINEで、ゆっくり話したいって言っちゃってるんだから、海斗の都合にAも合わせてくれるんじゃないの?」
『へ…?』
LINEを読み返して、俺は赤面した…///
えっと、これってゆっくり話したいって言ってることになるの?
いや、まぁ、そうしたい気持ちはあるけど、えっ、なんか俺の本音がでちゃった??
『Aは打ち合わせしたいだけなのに、俺が勘違いしてるみたいにとられたかな(汗)』
海「なんでそうなるんだよw海斗、落ち着けw」
海「とにかく、まぁ、今日の仕事おわりに返信したら?そのぐらいの時間にAが何してるかわかんないし。今ならそんなに出歩くこともないんじゃないの?」
『初めての電話が21:00過ぎでいいのかな?』
海「wwwおい、海斗!マジで言ってんのかよ?大丈夫だって!Aの都合がよければ、むしろそのくらいの時間の方がゆっくり話せるだろ」
『わ、わかった』
俺はソワソワしながら打ち合わせとフリの確認を続けた。
今日のスケジュールが全て終了したのは20:00過ぎだった。
挨拶を済ませ、一呼吸ついてからスマホに手を伸ばした。
Aお疲れ様!忙しいときにごめんね!私は、今夜でも明日以降でも大丈夫なので連絡待ってます。
宮近今、仕事がおわりました。これから帰るから、21時半くらいになっちゃうけど平気??
Aお疲れ様!ちょうど私もパン屋をでたところ。
Aいろいろ済ませて、22時頃に電話してもいいかな?明日のお仕事は早くない?
『海人っ!海人っっ!!』
海「ほら、大丈夫だろ?Aだって海斗とゆっくり話したいって言ってんじゃん」
『へ?そんなこと、言ってないだろ?』
海「いろいろ済ませて…ってことは、ゆっくり話せるようにしてからってこと!気付けよw」
そういうことか…Aも俺と電話で話すために準備してくれるのか〜///
海人は帰ろうとしたが、ふいに松倉を呼び止めて俺のところへ戻ってきた。
海「海斗のスマホ貸して。トリプルカイトで自撮りするぞ」
松「イェ〜イ!」
海「Aに送っといて」
松「そろそろAとの食事会をセッティングしろよ」
海「まぁ、まだ無理だろうけどw頑張れよw」
善処します…。
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作者名:みー | 作成日時:2020年9月27日 21時