40話 ページ6
「まぁ、そうだね。」
『うわー！すっかり意気消沈って感じでしょ！今する話じゃないの分かってるけど、先に謝っとく！ゴメン！こっちは彼氏出来た！』
…なんだこいつとは思いつつ、話を聞いてあげることにした
でも、触れたくなかった話題がいきなり飛び出してきた
『やっぱり好きな人から向けられる視線は違うよね…！彼の目ってね。こう、熱っぽくて。見られたら、こっちが照れちゃうような目するの。』
"視線"
思わず体がビクッとなる
『で。頭を撫でる時とかも、大事なものを触るように撫でてくれてさぁ…！』
…結構きついものなんだな
熱っぽい視線や、宝物のように触れられることなんて無い私には、羨ましかった
「いいじゃん。お幸せに。」
私はそう送って、そのままスマホを伏せた
「…羽生くんに気遣わせてたりして。」
一人でいると、余計に考えてしまってだめだった
…好きでもないのに付き合わせてたら
本当はそこまで一緒に来て欲しくなかったのに、周りにもてはやされてここまで来てしまったのだろうか
…なんて
「…きりがないなぁ。」
私はいつもならバカ正直に、相手にぶつかりに行く
なのに、好きな人となると…
「…恋って難しいなぁ。」
何回目かの溜息をつき、ご飯の時間まで眠ることにした
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和流 凪(プロフ) - はろ。様。ありがとうございます…！時間が空き次第進めますので、どうか気長にお待ちください…！ (2022年4月2日 18時) (
レス) @page16 id: d85e1cac79 (このIDを非表示/違反報告)
はろ。(プロフ) - 楽しみにまっていたので報告ありがとうございました！また更新するまで楽しみにしてます！！！ (2022年4月1日 14時) (レス) @page16 id: 158bbb488e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和流 凪 | 作成日時：2022年3月8日 2時
