チョコミント ページ22
ジェヒョンが帰ったあと、1杯のつもりが3杯空きっ腹にアルコール度数の高いカクテルを流し混んで...完全に出来上がってしまった私。
コンビニでミネラルウォーターを買いなんとかマンションへ帰ってきた。
カードキーをかざしてエレベーターを待つ。
後から帽子を深く被った男の人が同じエレベーターに乗ってきた。
その人は30階を押して私の少し離れた所に立った。
(あ、ジェヒョンと同じ階...この人も芸能人かなにかかな？)
...そんな事を思っているとエレベーターが自分の階につく。
やっと部屋の前に着いたけど酔っているせいか、さっき使ったカードキーが見当たらない...
「ヌナ？何してるの？」
びっくりして振り返るとそこにはさっき男の子。
よく目を凝らして見るとまさかのテヨン？！！
『えっ？テヨン？！』
ヌナ人が来ちゃう！って言うから慌ててドアを開けて部屋の中に2人で入る。
びっくりして部屋に入れちゃったけど、よくないよね？？
「ここヌナの部屋だよね？」というと、ニコニコの笑顔でお邪魔しますって勝手に部屋に上がっていくテヨン。
『いや、あの...』
ついていけない状況にたちくらみがする
「ヌナ！？大丈夫？」
テヨンが私を受け止めてソファーに寝かせてくれる。テヨンが着ていたパーカーもかけてくれた。
(ってここ私の部屋なんだけど...な？)
テヨンは当たり前かのようにソファーの下の床に座りアイスを食べはじめた。
「ヌナもアイスいる？」
テヨンは食前と食後用に二つ買ったんだって嬉しそうに私に見せてくれた。
あまりの無邪気さに警戒してしまった自分が恥ずかしい。
お言葉に甘えてミント味のアイスをもらう。
ひんやりと爽やかな風味のおかげで少し気分がよくなってきた。
アイスを食べ終わったテヨンは
「ヌナお菓子ないの？」
と上目遣いで可愛く甘えてきた。
日本から買ってきたイチゴの形をしたチョコをあげると凄く喜んでる。
『私シャワー浴びるから、それ食べたら帰ってね？』とテヨンの頭を撫でた。
「ヌナありがとう〜♪」とテヨンが私の頬にチュっとキスをした。
なんだかペットに懐かれたみたいな、そんな気分。
何かに似てると思ってたら、テヨンって実家で飼ってたトイプーに似てるんだ(笑)
｡..｡. .｡..｡.｡. .｡...｡..｡. .｡..｡ .｡..｡
シャワーから上がるとそこにテヨンの姿はもうなかった。
なんだか安心して私はソファーでそのまま眠ってしまった。
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りり(プロフ) - るじゅさん！この作品が好きすぎなので更新嬉しいです。楽しみにしております！ (2020年11月27日 11時) (
レス) id: 3c5d35cedf (このIDを非表示/違反報告)
ムンバイ(プロフ) - ずっと待ってました！！更新楽しみにしています。 (2020年3月18日 1時) (レス) id: cccc00c705 (このIDを非表示/違反報告)
るじゅ(プロフ) - ウメさん» ウメ様ありがとうございます！引き続きお読みいただけたら泣いて喜びます！ (2020年3月17日 3時) (レス) id: 99230a7d7e (このIDを非表示/違反報告)
ウメ - とても楽しく読ませていただいています。続き楽しみにしています。 (2019年11月19日 14時) (レス) id: 4f64cb2c86 (このIDを非表示/違反報告)
るじゅ(プロフ) - くれはりむーとんさん» はじめまして！コメントとっても嬉しいですTTありがとうございます。亀更新ですが今後ともよろしくお願いします！ (2019年6月7日 4時) (レス) id: 3771b40890 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るじゅ | 作成日時：2019年4月21日 16時
