パボ ページ18
「オッパ？!」
ドアを開けると可愛らしい女の子と目があった..
キラキラとした目でコチラを見つめてくる...
どこかで見たことある女の子...
思い出すように思考を巡らせていると後ろから肩を抱き寄せられた。
「ヌナ遅れてごめんね？？さっ、入って？」
後から来たジェヒョンに促されて席につく。
向かいに女の子が1人。
その対面に私とジェヒョンが並んで座った。
私がジェヒョンの連れだと分かると女の子は敵意剥き出しといった表情で私を上から下まで値踏みするかのように見つめた。
「オッパ？！どういう事？！」
女の子はびっくりするぐらいヒステリーに叫んだ。
『イェリンが連れてこいって言ったでしょ？僕の好きな人。』
女の子の顔は怒りでいっぱいといった感じで、
みるみる顔が赤くなっていく。
ジェヒョンはこれ見よがしに私にくっついて、女の子に見せつけているみたいだった。
しゅ、、修羅場ってやつだよねコレ？
女の子も怖いし...
こんな事するジェヒョンも意外だし、
本当に怖ろしい...
『イェリン...わかってくれた？僕ヌナに夢中なんだ。前から別れたいって言ってたけど...理解してくれた？ヌナはイェリンがしてくれない事までしてくれるし...大人だからね？色々教えてくれるんだ...？」
ジェヒョンが意味ありげに私の手を撫でながら、イェリンと言う女の子を見つめてニコニコしている。
イェリンちゃんは急に立ち上がり、バシャッと思いっきりジェヒョンに水をかけた。
「もう勝手にすれば？！！オッパのバカっ！最低っっ！！」
とうとうブチギレた女の子が部屋から勢いよく飛び出していった。
「えっ？ちょっとジェヒョン大丈夫？！」
私は慌ててジェヒョンの濡れた髪や顔をハンカチで拭いてあげた。
当のジェヒョンは水をかけられたのに大爆笑していた。
『っはぁー！！よかった！晴れて自由の身！！ヌナ巻き込んでごめんね？」
ジェヒョンは今まで見たことない笑顔で笑っている。
「別れたかったんだけどイェリンがずっとしつこくて。好きな人ができたから別れてって言っても信じてもらえなくてさ。ヌナのおかげだね？」
ありがとうってジェヒョンは言って私の頬にキスをした。
「綺麗なヌナを目の前にイェリンもびっくりしてたね？」
僕の為にオシャレしてきてくれてありがとうって言ったジェヒョンの言葉に急に恥ずかしくなった。
デートだと思って浮かれてた自分がバカみたい。
急に惨めな気分だ...
ジェヒョンのパボ！
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りり(プロフ) - るじゅさん！この作品が好きすぎなので更新嬉しいです。楽しみにしております！ (2020年11月27日 11時) (
レス) id: 3c5d35cedf (このIDを非表示/違反報告)
ムンバイ(プロフ) - ずっと待ってました！！更新楽しみにしています。 (2020年3月18日 1時) (レス) id: cccc00c705 (このIDを非表示/違反報告)
るじゅ(プロフ) - ウメさん» ウメ様ありがとうございます！引き続きお読みいただけたら泣いて喜びます！ (2020年3月17日 3時) (レス) id: 99230a7d7e (このIDを非表示/違反報告)
ウメ - とても楽しく読ませていただいています。続き楽しみにしています。 (2019年11月19日 14時) (レス) id: 4f64cb2c86 (このIDを非表示/違反報告)
るじゅ(プロフ) - くれはりむーとんさん» はじめまして！コメントとっても嬉しいですTTありがとうございます。亀更新ですが今後ともよろしくお願いします！ (2019年6月7日 4時) (レス) id: 3771b40890 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るじゅ | 作成日時：2019年4月21日 16時
