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A side.
黎弥「……………良いよなんて言うわけねえじゃん」
「……………苦しそうな黎弥見てるの嫌だよ」
いつも気まずそうにして、苦しそうで。
黎弥「………⋯⋯⋯……ごめん。
……………Aのせいじゃない
まだちゃんと話せないんだけど
Aのことじゃないから離れないでほしい」
いつもの力強い黎弥じゃなくて
優しくぎゅって抱きしめてくれる
「……………ほんとに嫌じゃない?」
黎弥「……………やっとこっち向いてくれた」
「見ないで………」
今絶対目腫れてるもん。
黎弥「泣いてるAもかわいい」
「黎弥のせいなのに何言ってんの」
黎弥「ごめんごめん…。笑 でもうれしくて。
俺のことでそんなに悩んでくれんのAしかいないから」
黎弥のその言葉に引っ掛かったけど
今だけはなにも聞かないでおくね。
黎弥「あー、………なんか今日はちゃんと寝れそう」
「うん。……………おやすみ」
うとうとしだしてすぐに眠っちゃった黎弥
……………もう怖い夢見ないといいな。
黎弥の抱えてる苦しみが早くなくなるといいな。
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作者名:m o n a . | 作成日時:2020年4月7日 13時