同期の黎弥２ (ページ39)

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黎弥 side.

黎弥「夜会ってたの、陸さんでしょ」

「……………⋯⋯⋯⋯⋯ばれてたんだ」

黎弥「………うん。陸さんの香水の匂いしたから」

「隠しててごめんね？
陸さんの彼女さんが体調崩してたからご飯作りに行ってるの
そしたらすごく仲良くなっちゃって。………笑」

黎弥「…………………………え？」

「だから陸さんと彼女さんの家に入り浸ってたの
⋯⋯⋯⋯⋯ごめんね？怒ってる？よね⋯⋯⋯？」

黎弥「あ゛ーーーーもうびっくりさせんなよ⋯、
俺、Aと陸さん付き合ってるのかと思ってて」

「え！？なんで！？？？」

黎弥「いやなんでってそう見えたから」

「え、なんかごめん！？！」

黎弥「はーーーーもうほんとやだお前」

「黎弥さん嫉妬ですか？」

黎弥「ニヤニヤしてんなばか」

「……………えへ。だってうれしくて。笑」

うれしいな～ってスキップするAが可笑しくて

今まで抱えてたモヤモヤ全部どっかに飛んでいった。

……………ばかA。笑夜覚えとけよ。