同期の黎弥

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A side.


陸「えっと人事異動が発令して
今日から新しい仲間が3人加わります！
じゃあ前に出て挨拶してー！」



慎「…長谷川慎です、よろしくお願いします。」


初めに挨拶をしたのは
スラっとしていて整った顔立ちの男の子
こりゃまたとんでもないイケメンがきたね




「うわ、長谷川くんすごいイケメンじゃない？」


慧人「Aさん、⋯⋯⋯⋯⋯
黎弥くんの顔すごいことになってるんで」


黎弥「…………………俺の方がかっこいいし」


え、そこ？！笑








壱馬「川村壱馬です。よろしくお願い致します。」


「またイケメン？うちの会社イケメン多くない？」


長谷川くんとはまた違ったタイプの男の子



慧人「社長面食いなんじゃないですか。笑」






愛莉「川添愛莉です。よろしくお願いします。」



そして次は目がパッチリ大きくて可愛い女の子
いいねえ、わたし可愛い子大好きよ⋯⋯⋯⋯




陸「ってことで今日から3人が加わります！
あ、忘れてた。」



北人「陸さん忘れないでくださいよ〜！笑
えっと、吉野北人です。
またこちらの部署に配属になりました。笑」





前に出てきてニコニコ笑うのは北ちゃん







黎弥「うわ………あいつ戻ってきたの………」


「なんか楽しくなりそうだね」


黎弥「………Aが楽しそうならいいけどさ」


慧人「イチャイチャしないでください！！」


黎弥「なんでお前ここにいんだよ新人は前行けよ前」


慧人「黎弥くんこそ前行けばいいじゃないですか」


「二人ともうるさい。笑」









まさか、平穏だった日々が少しずつ壊れていくなんて




⋯⋯⋯⋯⋯⋯この時の私たちは知る由もなかった。

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