* ページ11
黎弥 side.
慧人「黎弥くんも好きな人いるもんね!」
堀夏「あ〜……あの同期の女の人だっけ?」
黎弥「夏輝くん慧人黙らして」
澤夏「俺も聞きたいどんな子なの?」
…………………………すげえ楽しんでんじゃん。
「澤くんただいまー!」
澤夏「あ、帰って来た。ちょっと行ってくるね。」
パタパタとその女の子を迎えに行った夏輝くん
…………………………相変わらずデキる男だなあ。
慧人「どんな子だろ可愛いかな」
堀夏「綺麗系っぽくね?」
黎弥「来る来る…!」
3人でヒソヒソと話しているとドアが開いた
「初めまして、澤くんの幼馴染?のAです」
慧人「えっ!!!?」
黎弥「はっ!!!?」
「え、慧人と黎弥!??なんで!!?」
澤夏「え、慧人と黎弥と知り合いなの?」
「うん!同じ職場なの!」
見つめ合う夏輝くんとAはすげえお似合いで
もう俺の出る幕なんてないことがわかる
澤夏「あ、じゃあ一緒に呑む?」
「うん!じゃあ呑もうかな?ちょっと着替えてくる」
パタパタと歩いて行ったAを優しく見つめる夏輝くん
………………本格的に勝ち目ねえじゃん、これ。
慧人「まさか……Aさんだったとは」
堀夏「黎弥くんの好きな同期の女の子ってあの人でしょ?」
黎弥「は……………?」
堀夏「え、違うの?」
黎弥「まあ、……うん、そうだけど……………」
慧人「え、そうなの!?」
堀夏「……………見てわかるじゃん」
……………そんな俺わかりやすいのかな。
慧人「じゃあ今日から僕らライバルだ!」
黎弥「………慧人は多分どうにかなる」
慧人「ちょっとそれどういう意味!?!!!」
………………………………………問題は夏輝くんだ。
519人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:m o n a . x他1人 | 作成日時:2019年10月28日 10時