自由な異世界転生！…ではない

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5年後ー裏山

現在私は10歳 ビッツが13歳 ローンが8歳です


『今日の鬼はローン』


ローン「えぇ！絶対捕まえられないじゃん！」


『負けた人は？』


ビッツ「『お父様にいたずら！』」


ビッ「って事で頑張れ ローン」


『スタート』


私とビッツが逃げ出す


ローンが困惑している様子が見える


(流石に年の差がひどいので私とビッツは足に砂袋をつけてます ビッツは2つ私は1つ)


『だいぶ重い』


ビッ「でも、それで負ける俺らじゃない」


『…そうね』


私とビッツは木の上に座った


しばらくして


ロー「いた！お兄様とお姉様！」


『誰が』


ビッ「捕まるか」


私とビッツは木の枝を飛びながら移動して


『いち』


ビッ「にの」


ビッ「『さん！』」


手を繋いで崖から飛び降りた


ロー「崖跳びはなしぃ〜！」


ガササササと自然のクッションの上に着地する


お互い顔を見合わせて


『プッ』


ビッ「ははははは！」


『頭に蜘蛛ついてるよ？』


ビッ「Aは葉っぱだらけ！」


『お互い取ろうか』


ビッ「そうだな！」


お互い払っていると


メアリ「ビッツ様！A様！ローン様！陛下がお呼びですよ！」


侍女のメアリの声が聞こえてくる


『行こうか』


ビッ「そうだな…ローン！飛んでこい！キャッチしてやるから！」


ロー「えぇ！？無理だよ！」


崖の上でローンが叫ぶ


『まったく…』


私が崖から垂れ下がっている蔓を引っ張ると


ロー「え」


ローンの後ろに蔓が張りローンが押されて落ちてくる


『お兄様、ちゃんと拾ってくださいね』


ビッ「おうよ！」


ガシッ


ロー「ごわがっだよ"ぉ〜〜！！」


泣きながらローンが私に抱きついてくる


『死んでないからいいでしょう？』


ロー「そーいう問題じゃないの！お兄様達は頭いいけどそういう感覚ズレてる！」


私達は顔を見合わせて


「『終わりよければ全て良し』」


と言った


ロー「ちっがぁぁぁう！！」



また5年後ー


私は15歳 ビッツは18歳 ローンは13歳になった


『お父様、お話とはなんでしょうか？』


ドラ「あぁ、明後日世界政府の役人がお前の茈眼について聞きにくるそうだ」


『…具体的に私は何をすれば？』


ドラ「世界政府との応接の際、一緒にいてくれればいい」


『わかりました』


ドラ「それと、ビッツとローンにもこれを言っておいてくれ」


『2人にも仕事が？』


ドラ「いや、明後日は遊びに行くなと」


『わかりました では失礼します』

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