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34. ページ38

海を歩く



ぴしゃぴしゃと歩いていると


「ーー!」


『ん?』


と声のようなものが聞こえる


足踏みをしながら耳を澄ますと


「た…けて…!…」


「助…てく…ー!」


「助けてくれー!」


『!』


声のした方を見ると何もない岩のような島に手を振っている2人が見える


『今行きます…』


私は島の方へ走った


島に着くとそりたった岩島だった


ジャンプで岩に乗ると


『大丈夫ですか!?』


「た、助かった…」


「あ、あぁ…」


とおじいさんと子供は倒れた


『え!?』


よく見るととてもやせ細っている


私は鞄から水筒、食料を出した


そこらの岩を能力で柔らかくして鍋型にして岩に戻す


火をつけてその鍋でスープを作る


2人の様子を見るがおじいさんの方は片足がない


スープを煮込んでいる間に足の手当てをする


(無理やり切ったというかちぎった?どちらにせよひどい…)


スープが出来たらスプーンで少しずつ少しずつ口に入れる


するとハッとしたように2人ともスープを泣きながら食べ出した


『…おかわりもあるのでゆっくり食べてください』


一体どれほどこの島にいたのだろうか


その様子だけでどれほど過酷な状況下にいたのかが想像できる…いや、きっと私の想像などはるかに超えるほど苦労しただろう…


2人はスープをたくさん食べ水を飲み


ゼフ「とにかく助かった 俺はゼフ」


サンジ「サンジです」


『見つけられて良かった』


サン「…本当に…ありがとう…ございます」


『さて、まず人がいる陸地に帰りましょう』


2人はまた泣き出した


私は岩を月影で船形に切り出し船を作った


サン「す、すげえ…」


ゼフ「悪魔の実か?」


『助ける条件としてこの能力のことを口外しないことが条件です』


ゼフ「もちろん、守らせてもらう」


『分かりました では乗ってください』


そして能力で船を動かし陸地についた


『では、私はここまでです』


サン「え!」


『私もやらなければならないことがありますし、もう大丈夫でしょう』


ゼフ「だが、まだ礼も…」


『あ、そうですね返してませんでした』


ゼフ「!」

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設定タグ:ワンピース , 転生 , 逆ハー?   
作品ジャンル:アニメ
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柃。(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます 夢主ちゃん効率重視であー んとか気にしないタイプなんですよねw (2021年9月30日 22時) (レス) id: 70c717cb52 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 主人公ちゃんの発想面白すぎですwwでもマルコが食べている間にやっちなうなんてすごいですね!主様の物語とても楽しく読ませて頂いてます!これからも無理のないように頑張ってください!応援してます!コメント失礼しました! (2021年9月30日 21時) (レス) @page43 id: 91b6b6a73d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柃。 x他1人 | 作成日時:2021年6月9日 20時

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