自由な異世界転生！…ではない

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NOside




エー「お前ら知ってるか？

盃を交わすと"兄弟"になれるんだ」


ルフ「兄弟！？ほんとかよー」


サボ「へへっ、どうせリアに聞いたな？」


エー「うるせ！…海賊になる時同じ船の仲間にはなれねぇかも知れねぇけど、俺たち3人の絆は"兄弟"としてつなぐ！

どこでなにをやろうとこの絆は切れねぇ！」


3人は酒を注いだ盃を持ち


カンッ


エー「これで俺たちは今日から、兄弟だ！」


ルフサボ「おう！」


その後…


ルフ「そういえばリアは兄弟じゃねぇのか？」


サボ「確かに、どうすんだ？」


エー「いや、いいんだ 兄弟になると…ケッコンできねぇし」


サボ「はぁぁぁぁ！！？？」


ルフ「ケッコン？なんだそれ」


サボ「…ケッコンっていうのはな、男と女が将来を約束するためにするもんだ」


ルフ「なんかよく分かんねぇけどずっと一緒にいるってことか？」


サボ「あぁ」


ルフ「なら、俺もリアとケッコンする！！」


サボ「俺も！！！」


エー「なんだと！？リアは俺とケッコンするんだ！第一、お前らリアの本当の名前知らないだろ！」


サボルフ「名前？」


エー「そうさ！俺は知ってるぜ」


ルフ「なんだと！俺にも教えろ！！」


エー「誰が教えるかよ！」


サボ「エース…リアがあそこに！」


エー「Aが！？」


エースが振り向いたところには誰もいなかった


サボ「へぇーAっていうのか」


ルフ「言うのか！」


エー「てめぇサボ！騙したな！」


サボ「よし、これで俺もAとケッコンできるぜ」


ルフ「俺もー！」


エー「てめぇらー！！」









『クシュン！…噂されてる？』



その日、誰も知らないところでAの取り合いが行われていたのだった

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