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ルフィを探していると
『ん?』
海を見る
シャ「どうした?」
『あの、沖に出ている船に乗ってるの山賊じゃないですか?』
シャ「何!?」
シャンクスさんはマントを脱ぎ剣を取って海にザブンと入った
『シャンクスさん…』
(!…歪みの気配)
私もシャンクスさんの後を追った
そしてヒグマがルフィ君を海に落としヒグマ自身もこの近海の主に食われ次にルフィ君という時に
シャンクスさんはルフィ君の身代わりに胴体を食われそうになった
『っ…!』
シャンクスさんの体を持ち上げて急いで引くと
近海の主はシャンクスさんの左手だけを食いちぎり後はシャンクスさんの圧に負けて逃げていった
私はシャンクスさんに体を引っ張った状態なのでシャンクスさんの後ろにルフィはシャンクスに庇われたので前にいた
シャ「恩に着るよルフィ マキノさんから全部聞いたぞ」
ルフィは泣いており私も目元が少し濡れていた
シャ「おい泣くな 男だろ?」
ルフ「だってよ…ジャングズ…腕が!」
シャ「安いもんだ 腕の一本くらい…無事でよかった」
ルフ「う…うぅ…うわああぁぁぁぁぁ!!!」
『早く陸に上がりましょう 手当てをしないと』
シャ「リアも助けてくれてありがとな」
『…いえ、お気になさらず』
私は涙を隠すように下を向きルフィと片腕のないシャンクスさんを支えながら村へ戻った
私達は急いで村の病院に入りシャンクスさんの腕の手当てをした
副船長のベックマンさんから聞いたところによるとシャンクスさんは左利きでこれからは満足には戦えないという
(…もう少し早く行けばよかったですね)
私は港に出て濡れた服を絞っている
絞るとビチャビチャビチャと海水が出る
『ふぅ…』
コートを脱ぎ絞っていると
ルフ「リア」
ルフィ君が私の横に座り話をする
『どうしましたか?』
ルフ「俺は弱いんだな」
『ええ』
ルフ「…俺が海賊になんて無理だったのかな」
『…そんなことありませんよ』
ルフ「え?」
『誰しも余程でない限り初めからなんでもできるわけではないはずです ルフィ君も鍛えれば必ずできるようになります』
ルフ「本当か?」
『ただ、目的を見失わなければですが』
ルフ「…わかった!おれ!シャンクスみたいな強い男を目指すよ!」
ルフィ君はバッと立ち走っていった
『私が努力を語るなんて、おこがましいにもほどがありますね…』
私は替えの服に着替え今着ていたものを干した
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柃。(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます 夢主ちゃん効率重視であー んとか気にしないタイプなんですよねw (2021年9月30日 22時) (レス) id: 70c717cb52 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 主人公ちゃんの発想面白すぎですwwでもマルコが食べている間にやっちなうなんてすごいですね!主様の物語とても楽しく読ませて頂いてます!これからも無理のないように頑張ってください!応援してます!コメント失礼しました! (2021年9月30日 21時) (レス) @page43 id: 91b6b6a73d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柃。 x他1人 | 作成日時:2021年6月9日 20時